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平成22年9月場所終了後の雑感(1)~日馬富士~

秋場所が終了。
とりあえず感想を。

まあ白鵬の3場所連続全勝優勝と63連勝に話題は終始した観がある。
これはおいおい書いていきたいのだけれども。
そのほかの力士についてまずぼちぼち書いておきたい。

最初に日馬富士。
ひざの具合が相当悪いのか、8勝7敗。
序盤から危ない感じだったが
7日目鶴竜のひねりにあっさり転がされてから
3連敗したあたりは目を覆いたくなるような相撲振り。
惨憺たるできであった。

とにかく下半身が軽い。
いつものような突き刺さる立会いは影をひそめ、
投げをくらっても踏ん張りがきかず、
土俵際では栃煌山や魁皇が腕をひっこぬけば簡単に吹っ飛んでしまう。

だいぶ重症である。
楽日白鵬との一番も、立会い左をおっつけて白鵬の右差しを封じようとしたが、
踏み込みがないからまるで利かず、あっさり料理されてしまった。
ヒザさえよければああも淡白な相撲にはならなかったろうに。

何とか来場所はコンディションを整えてきてほしい。
白鵬の連勝ストップがとかく言われ、
攻略するには上手を取らせず横から食いつけと叫ばれる現状。
この横綱相手に実際横から喰らいつくような相撲が取れるのは
日馬富士くらいなのだし。
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平成22年9月場所後の雑感(2)~栃煌山~

今場所は驚きの大活躍。
魁皇・日馬・琴欧州の3大関を倒し、
ライバルの鶴竜、稀勢の里も打ち破り、
終ってみれば新関脇で11勝4敗の堂々たる成績。
技能賞までとってしまった。

長いこと下位で勝ち越し、
上位で負け越しのエレベーターを繰り返していたが、
そのローテーションを打ち破る快進撃。

これまでは立会いあたってもタイミングよく引かれると
バッタリ倒れることが上位では多かったが、
今場所は何しろ前に落ちなくなった。足がしっかりついていく。
馬力相撲に堅固な土台が築かれ、いよいよ花開いてきた観がある。

もっとも4年位前十両にあがったころは
2年もすれば大関挑戦だなどと言われていた逸材なわけで。
そこから考えればちょっと遅いくらいのブレイクかもしれない。
まあ今後の活躍でそのぶんは帳消しにしてほしいもの。

さて今後2場所の星勘定次第で大関も狙える状況となった。
待望の日本人新大関!
気の早い話をすれば、
もしも初場所で昇進を決めたなら
なんと2001年11月場所で昇進を決めた栃東以来(うわー)、
およそ9年ぶりのこととなる。

2007年7月場所で昇進を決めた琴光喜以来の
日本人大関誕生となる。
(琴光喜の存在を豪快に忘れてしまっていた…)


長らく期待された稀勢の里は存在感を薄め、
月刊「相撲」ではやくみつるのマンガのネタにまでされる始末だ。
(オチはちっとも面白くなかったが)
もうここはこの人に頑張ってもらうしかないという雰囲気になりつつある。
果たしてその重圧に耐えられずつぶれてゆくのか。
はたまた、あのふてぶてしい顔で堂々勝ちすすみ、
あと2場所、トータル22勝をあげて
来年難波の土俵に新大関として登場するのか。
期待期待!


ってあんまり期待するとがっかりしそうだからまずは来場所みてみないとだめだよね。


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平成22年9月場所後の雑感(3)~豊真将~

東前頭2枚目で7勝8敗、負け越し一つ。
悲願の三役昇進をめざした場所だったが、
それはならなかった。

それでも
上で大負け、下で大勝ちを繰り返し
エレベーター力士とさんざん揶揄されてきたこの人にしては、
まずまずの場所だったのではあるまいか。

今年5月場所は西のやはり2枚目で首を痛め途中休場。
東の13枚目に番付を落した7月は、
とかく言われてきた攻めの遅さを克服したかのような
積極的な攻撃相撲で11勝4敗。

そして今場所、横綱大関と連チャンで当てられた序盤の5日間。

● はたきこみ 魁皇
● すそとり  日馬富士
● はたきこみ 琴欧州
● うわてなげ 白鵬
● よりきり  把瑠都

みごと5連敗、ではあったのだが、
対把瑠都戦以外はおおよそ前に出ながら相手の返しを喰らった格好の相撲で、
過去の上位戦よりは善戦していた印象がある。
あとは関脇以下に7勝3敗の星で、
トータルでは負け越したが次につながる場所であった。

三役についてだが、このひとは
ちょうど3年前の平成19年9月場所、
西の筆頭で8勝7敗と勝ち越しを収めている。
普通なら小結にでも昇進できる星だが、
あいにく西の3枚目で琴奨菊が10勝5敗と大勝ちし
そちらにかっさらわれ、自分は東の筆頭にとどめられた過去がある。

そこで踏みとどまって11月場所で好成績をおさめられればよかったのだが、
高脂血症の投薬治療で体調を崩し3勝12敗の惨憺たる成績。
(このとき場所中は本人が言い訳になると思ったのか
原因を明らかにしなかったため、見ている側は首をかしげた記憶がある)
以後は2年半も下で大勝ち、上がっては手首や首のアクシデントで大負けを繰り返す
エレベーター状態を続けてきた。

今場所こそ、という気持だったのだろう。
負けるたび、トレードマークとなった深い一礼のあと
口惜しそうな表情で花道をさがる姿が印象的だった。
負け越し1つなら来場所もそう落ちることはないだろうから、
引き続き三役挑戦が続く。
頑張るべし豊真将。

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平成22年9月場所後の雑感(4)~魁皇~

13回目の大関角番の場所。
連日格下のみを相手にした中日終了の段階で4勝4敗。
こりゃもう駄目かな、と正直私は思っていたのだが、
なんとそこから横綱大関を含めて4勝3敗の奇跡的な大活躍。
(といっていいでしょう、この人の場合もはや)
陥落したら引退と公言しながら見事勝ち越しに成功し角番脱出、
ご当地九州場所へ執念で力士生命をつないでみせた。

特に腕をたぐる得意手で劣勢をひっくり返した把瑠都戦、
土俵際でのとったりを引っこぬいて相手を土俵下に転がした日馬富士戦などは目を引いた。
まあこんな相撲があるから「互助会」などという言われ方もするのだろうけれど。

次の九州は大関としては11回目、
力士としては入門の年から数えて23回目の出場となる。
魁皇が大相撲の世界に入った昭和63年は、
今場所新十両で見事勝ち越した栃乃若が生まれた年だったりするから凄い。

さらに面白いから調べてみたら、
今場所幕下で十両昇進を決め、
初の平成生まれの関取誕生と場所後話題になった
千賀ノ浦部屋の舛ノ山、鳴戸部屋の高安の二人は共に平成2年生まれ。
彼らが生まれたとき、既に魁皇は三段目から幕下で相撲を取っていた。

自分が十七、八だったころに生まれた子が、
もうだいぶ近いところまで来ている。
172キロの巨体はガタガタだ。
サポーターだらけの下半身で時に土俵際を走り回ると、
見ている側が目を覆いたくなることすらある。
NHK中継のアナウンサーも最近は遠慮がちながら、
「早く日本人の若手が引導を渡してあげなければ…」と
口にするようになってきた。

当人ではないから想像にすぎないのだが、
横綱や大関の引き際は単なる数字上の勝ち負けよりも、
土俵上での存在感に左右されるものだと思う。

今まで自分に向けられてきた声援が、
徐々に下から突き上げてきた若手へと移ってゆく。
そのなかで「ああ、オレもそろそろ…」と身を引く決意をみな固めてきたのではないだろうか。
魁皇にはそんな機会がついぞ訪れない。
白鵬がどんなに勝ちすすんでも、魁皇ほどの声援は上がらない。

もう魁皇には頑張ってほしいとも言えない。
栃煌山に期待を抱くのみである。
(で、大丈夫だろうか?)

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プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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