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キセ黒星発進の初日

稀勢の里は黒星スタート

●稀勢の里<東大関0-1>(おしだし)栃煌山<東前一・1-0>○

栃煌山鋭く当たって左ハズ右おっつけで押し込めば、
稀勢の里左からすくって距離を取る、
されど出足にまさる栃煌山、軽く突いて得意の二本差し、
行司だまりに攻め込んで押し出す。

立ち合いから防戦一方だった稀勢の里。
栃煌山との取組では毎回脇の甘さを露呈するが、今回も同様。
腰の構えも高く、いいところがなかった。

この人に優勝争いを期待するのは、もはや虚しい。
最近は土俵に上がってくれればそれでいいかな、と思うようになってきた。


対白鵬で光った妙義龍の工夫

○白鵬<東横綱1-0>(おしたおし)妙義龍<西小結0-1>●

妙義龍、立ち合い両手で白鵬の右肩を突く奇襲、
白鵬構わず前に出るところを妙義龍右へいなせば、
横綱ちょっと泳ぐもすぐ立ち直る。
逆にいなした妙義龍が白鵬の出足にたたらを踏む格好、
何とか踏みとどまってフトコロへ飛び込むも、頭が低すぎ、
最後は黒房下で潰される。

結果には繋がらなかったが、妙義龍の工夫が光った。
右を差してくる白鵬の肩を両手で突いて牽制、
そこから左へ回り込んでいなすと、さすがの白鵬も若干泳いだ。

横綱の圧力が強烈だったので自身もバランスを失い、
最後は押し倒された。
それでも一丁やってやろうという気概は感じ取れた。
いいトライだった。


(後日追記:「いいトライだった」とリアルタイムでは思ったのだが、翌日のテレビ中継で妙義龍の談話が紹介され、当人は普通に左からおっつけに行っただけだったことが判明。白鵬の踏み込みが早く、かつ上手を引きに上体を左に傾けていたので、たまたま妙義龍の両手が白鵬の右肩にかかったということらしい。何だかこちらがいなされた気分)

白鵬は万全の相撲ではなかったが、まずは白星発進。
舌禍事件に関してはほぼダンマリを決め込んでいるようだ。
この件の後遺症で相撲が崩れてくれれば、少しは優勝争いも面白くなる。
しかし当人は案外、今場所も優勝して、千秋楽のインタビューで派手にファンに謝罪…
といったシナリオを描いていそうな気もしないでもない。


ハウッ!

場所前に力士会で、白鵬から例の雄たけびをやめろと厳命された千代鳳と琴勇輝。
いくら横綱でも出過ぎた真似で、審判部は当てつけるように初日から割を組んだ。
結果琴勇輝は敢行、千代鳳は無言。
相撲は千代鳳が勝ったのだが、コメントがよかった。




稀勢の里以外の横綱大関陣は安泰。

鶴竜は今場所左肩腱板損傷で初日から休場。
横綱ともなるとあまりみっともない相撲は見せられない。
そのための休場なのだろうが、大関のままだったら幾分状況は違っていたように思う。
この先どれくらい相撲が取れるか分からないが、
個人的には大関で長く取ってほしかった思いが強い。


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キセはどこか悪いのか、の二日目

稀勢の里初日から2連敗

●稀勢の里<東大関0-2>(よりきり)妙義龍<西小結1-1>○

妙義龍鋭く立って二本差し、前へ出れば、
受けて立った稀勢の里、左から小手に巻いて振るも、
妙義龍動じず、腰を落として行司だまりに寄りたて寄り切る。

稀勢の里は初日から2連敗。
いずれも立ち合いから腰高で、得意の左も入らず、全くいいところが無かった。
どこか悪いのか、心配になる相撲。

初日の栃煌山はもともと苦手な相手だけに、まだ敗れるのも分かる。
しかし妙義龍には、いつも左を強引にねじ込んで力で圧倒するような相撲が多かった。
それすらままならない今場所。はて大丈夫か。


臥薪嘗胆の宝富士、初日を出す

○宝富士<西前二・1-1>(つきおとし)隠岐の海<西関脇0-2>●

左四つの両者、左下手を引き合って、互いにおっつけながら上手を伺う格好。
1分経過したところで宝富士、おっつけながら東土俵に寄れば、
隠岐の海右から小手に振って逃れ、青房に寄りたてるも、
今度は宝富士が右から小手に振って逃れる。
しかし隠岐の海、なんのとしぶとく喰らいついて二本のぞかせ、再度寄りたてれば、
宝富士は土俵を半周しながら逃げ回り、白房で逆転の右突き落としに屠る。

相四つの両者が好勝負を見せた。
仕切り時間にレポーターから伝えられた、宝富士のコメントがまた秀逸で。
先場所の千秋楽、同部屋の照ノ富士と共に、勝てば新三役の同じ条件のもと、
自分だけが負けて、弟弟子の後塵を拝す結果となった件について。

「千秋楽の打ち上げで、照ノ富士が周りからおめでとうと言われているのを見て、本当に悔しかった。
この悔しさをバネに稽古してきた。今場所は必ず勝ち越して三役をつかみます」

グッとくる話。頑張れ宝富士。


遠藤が初日

●豪風<東前四・0-2>(おしだし)遠藤<西前五・1-1>○

遠藤素早く立って二本入り、双ハズ気味に前へ出れば、
豪風たまらず右へいなすところ、
遠藤腰を落として追随、赤房に押し出す。

人気者遠藤が初日。
この日テレビ解説の尾車、谷川両親方いわく、
遠藤はもう少し上半身に筋肉が欲しい、とのこと。

特に筋肉マニアの谷川親方からは
「大胸筋から三角筋あたりに肉が欲しい」との御言葉。
三角筋とはこのあたりのこと。なるほど。


今日も稀勢の里以外の横綱大関陣は安泰。
特に地元大阪で張り切る豪栄道の好調さが光る。
カド番でおっかなびっくり取っていた先場所とは好対照に、積極的な攻め口が目立つ。
やればできまんがな。

日馬富士の苦笑いが味わい深い三日目

現在東十両二枚目のホープ輝が、初めて幕内の土俵に登場。
残念ながら千代丸に一方的に押し出されたが、
大柄な体格は見ていて惚れ惚れする。
早く幕内の上位に来てほしいものだ。

この人は、どことなく双羽黒をほうふつとさせる体つき。
師匠も弟子もしっかりしているから、まああんな事にはならないだろうけれど。

ついでに書くと、阿炎の手足の長さは曙を思い起こさせる。
あの驚異的なリーチは大きなアドバンテージで、こちらも先が楽しみ。

そんな三日目。


稀勢の里が初日を出す

○稀勢の里<東大関1-2>(よりきり)佐田の海<東二・0-3>●

立って即稀勢の里左をのぞかせ前へ出れば、
佐田の海たまらず右から首を巻いて逃れようとするも効果なし。
稀勢の里腰を落としてしっかりと追い、左四つで正面に寄り切る。

初日二日目と連敗スタートの稀勢の里が、ようやく今場所初白星。
腰の高さも今日は修正できていた。


日馬富士が逸ノ城に不覚

○逸ノ城<西前一・2-1>(おしたおし)日馬富士<西横綱2-1>●

立って日馬富士、左おっつけ右のど輪で逸ノ城の出足を止めると、
すかさず右へいなす。
しかし逸ノ城崩れずすぐ向き直り、右をのぞかせ正面へ攻め込み、
間髪入れず右を抜いて左から叩きこめば、軽量の横綱たまらず大きく泳ぐ。
ここは逃さじと逸ノ城、巨体を利して白房へ追い込み、最後は押し倒す。

過去2戦、立ち合いから圧倒してきた日馬富士。
今日は相手を甘く見たようで、安易ないなしがアダとなった。
花道を下がる顔も自嘲気味の苦笑いで、やっちまったなあと反省の様子。

調子は良さそうなのでここから崩れることは無いだろうが、
先の優勝争いを考えると勿体ない黒星。


光る遠藤の速攻相撲

●德勝龍<西前七・1-2>(おしだし)遠藤<西前五・2-1>○

遠藤素早く立ち、右から張って左を差す。
そのまま二本のぞかせ一気に東土俵に押し出し。
德勝龍何もできず。

課題である立ち合いについて、
踏み込みの強さを身に着け、一定の答えを出してきた先場所の遠藤。
今場所はそれに加えてスピードも意識しているようで、見ていて頼もしい。


マワシを上から取る

幕内前半、荒鷲と千代鳳の相撲。
荒鷲のはたきに対し、千代鳳は頭を下げながらも、
左手で荒鷲の前ミツをつかんで残し、そのまま寄り切った。

そのマワシの取り方がユニークで、
通常下からつかむところを、上から四本の指をひっかける形になっていた。

この日正面解説の二子山親方(元雅山)がこれに言及。
押し相撲の力士が相手の引きを残す際には有効なのだとか。

細かい話だが、へぇ、とちょっと関心したのでメモ。

四日目

本日の中継、中入り時間は新十両インタビュー。
錣山部屋の堀切改め阿炎が登場。

阿炎と書いて「あび」と読む。
言わずと知れた師匠の現役時代のニックネームで、
こういう四股名もありなのかと戸惑ったり感じ入ったり。

しかしこれがありならば、
九重部屋は宇瑠斧(うるふ)、八角部屋は歩地(ぽち)、
伊勢ケ浜部屋は海鼠富士(なまこふじ)というのがあってもよさそうである。
海鼠富士なんて安美錦に似合いそうな気がしないでもない。

俺は何を書いているんだ。
そんな四日目。


白鵬が逸ノ城に完勝

○白鵬<東横綱4-0>(よりきり)逸ノ城<西前一・2-2>●

立ち合って右四つ、互いに上手を引くが、
白鵬は前ミツ、逸ノ城は横ミツ。
白鵬易々と上手から引き付ければ逸ノ城の腰はグンと伸びて、
そのまま正面に寄りきり。

相四つの横綱に同じようなスタイルで勝負に行った逸ノ城だったが、
上手の位置も腰の位置もまるでレベルが違う。
相撲にならなかった。

いつもは懸賞金を奪いとるように持っていく白鵬も、
今日は大人しく頂くといった調子。
それだけ気合いの乗る間もなかったのだろう。


豪栄道4連勝

●栃煌山<東前一・1-3>(よりきり)豪栄道<西大関4-0>○

豪栄道鋭く立って二本入ると、東土俵に寄りたて完勝。
栃煌山なすすべ無し。

豪栄道は今場所踏み込みもよく、左からの攻めもいい。
地元大阪の大声援を連日浴びる中、
適度な緊張感で土俵に臨んでいるのが表情からも見て取れる。


遠藤3連勝

○遠藤<西前五・3-1>(おしだし)碧山<西前三・1-3>●

互いに突いて出て遠藤即左へいなし、
碧山が泳ぐところを逃さず赤房に押し出す。

いなしが効くのも、踏み込みの強さがあればこそ。
このクラスでは、課題の立ち合いも安心して見られるものになってきた。
あとはこれが横綱大関に通じるようになってくれば、三役の芽も出てくるのだが。
まあじっくり見守ろう。


隠岐の海が休場

この日から新関脇隠岐の海が休場。
「左腓腹筋内側頭損傷と筋肉内血腫」とのことで、
何だかよく分からないが、要するに左足のふくらはぎを痛めたらしい。

初日から3連敗とはいえ、内容はそう悪くなく、
怪我を負うような場面も土俵上では見当たらなかった。
なぜに、と思うが、この日の朝稽古で負傷してしまったらしい。
何ともったいない。

途中出場の可能性もあるらしいが、
あまり無理をして出てくる人とも思えない。
まあ来場所の再起を祈る。


今場所初めて横綱大関陣が安泰。

平幕で安美錦、誉富士、千代鳳、佐田の富士の4人が土つかず。
佐田の富士は巨体を生かして前へ出る相撲が今場所光っている。
伸び悩んでいる人だが、いつか上位で活躍してほしい。

遠藤負傷の五日目

遠藤が左ひざを負傷、全治2か月

●松鳳山<東前八・0-5>(つきおとし)遠藤<西前五・4-1>○

激しい突っ張り合いから松鳳山左へいなし、
右のマワシを引いて出し投げで泳がせ、西土俵に寄りたてれば、
遠藤右からの突き落としで逆転勝ち。

勝つには勝った遠藤。しかし土俵下でしゃがんだまま立てず。
その場で勝ち名乗りを受け、世話人に支えられて花道を下がった。

突き落した際、松鳳山が命綱となっていた右マワシを離さず、
遠藤が左足を送れずに捻る格好となった。
その後の報道では左膝半月板損傷で全治2か月とのこと。

土俵際での柔らかさが売りだったが、それがアダとなった。
今場所は内容も結果も良かっただけに残念。
将来のある人だけに、あまり焦らず時間をかけて治療してほしい。


稀勢の里が逸ノ城に完敗

●稀勢の里<東大関2-3>(おしだし)逸ノ城<西前一・3-2>○

逸ノ城右を固めて左から突き放して立てば、稀勢の里あっさり後退、
逸ノ城そのまま一気に前に出て、大関を赤房に押し出す。

稀勢の里の立ち合い一歩目は、いつもの右からの踏み込みがなく、
カエル飛びのように両脚でぴょんと跳ねる形。
逸ノ城の圧力をまともに受けてしまった。
変化を警戒したのかも知れないが、これでは負けるのも道理。


豪栄道も星を落とす

○玉鷲<東小結2-3>(つきだし)豪栄道<西大関4-1>●

立ち合い中に入ろうとする豪栄道を玉鷲双手で突き起こせば、
豪栄道右へいなして距離を取る。
豪栄道中に入ろうとタイミングを伺うが、玉鷲長いリーチで突いて牽制。
土俵中央ボクシングのジャブの応酬のような恰好で、しばし見合ったのち、
玉鷲様子を見るようにじわっと突いて出ると、豪栄道下がりつつ右へいなせば、
ここぞと玉鷲一気に前へ出て向上面に突き出す。

中に入ろうとする大関を、焦らしに焦らした玉鷲。
豪栄道はまんまとはめられた格好。
玉鷲の老獪な攻め口が光った。


琴奨菊は得意の左が入らず栃煌山に双差しを許し完敗。3大関に土がついた。
横綱2人は安泰。


プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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