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不器用ですから

大関取りへの足固めをねらった11月場所、
関脇で7勝8敗と残念な成績に終った栃煌山。
序盤5勝1敗で終えながら、
6日目から7連敗、13日目から3連勝という極端な星取り。
連敗中は立ち合いも出足も冴えず、精神面で行き詰っているのが感じられた。
年明け1月場所は東の小結で出直し。

下は今月20日の記事から要点を拾ったもの。

大関とり「がむしゃらに」 大相撲・栃煌山雄一郎(日経)

1年納めの九州場所に悔いは残るものの、振り返れば収穫の多い1年だった。期待をかけられながら伸び悩み、あっさり負けることも少なくなかったのが、かつての栃煌山。それが今年はムラがなくなり、上位でも安定した成績を残せるようになった。
(中略)
189センチ、152キロの堂々たる体格。鋭い出足を生かした馬力を武器に、まわしにこだわらずにどんどん圧力をかける。相手にとってこれほど嫌なことはない。

同部屋で出世を競う平幕の栃ノ心も、日々の申し合い稽古で栃煌山の成長を実感する一人だ。「強くなった。前は当たって止まって、そのまま相撲をとっていた。でも今は当たってそのまま一気にいくからね」それまではあまり踏み込まずに、得意のもろ差しになりたいばかりに窮屈な体勢で差しにいく姿がよく見られた。

栃煌山が「もろ差しを狙うと、足が止まっていた」と認める通り両足もそろいやすく、その瞬間を狙われ、引き技やはたき込みを食らい前にバタリ。そんな悪循環も、長所を伸ばすことで消えていった。

以前は四つ相撲を覚えさせたこともある師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「器用な男ではないし上手な相撲はとれない。余計な動きをしないで、相手を押し出すということ。栃煌山に馬力で勝てる力士はそういないよ」と今のシンプルな相撲を磨いていく方針だ。


記事全体のトーンは今年後半に入っての栃煌山の変化を描いているが、
最後の親方の談話は不振に終った九州場所を踏まえての発言にも聞える。
というのも場所前の10月にはこんなコメントがあり、栃煌山本人もやや戸惑い気味だったため。

馬力主体の愛弟子に朝青龍を目指せというのは酷だった、
まずは難しいことをしようとせず、腰を落して前に出ること、
上半身ばかり目がいって、持ち味の下半身の強みが失われては元も子もない…
そんな反省が親方にあるようにも見て取れる。

まあコメント通りの相撲だと、大関としては安定感に欠ける嫌いがなくもない。
しかし角を矯めて牛を殺すよりはマシなのだろう。
先場所のように連敗の泥沼にはまりかけても、
自分のやるべき事がシンプルな形で頭にあれば立ち直りも早いはず。

インタビューでは来年、大関を目指すとのことだが、
なにしろ三役経験もまだ4場所に過ぎない。
あまり気負わず、三役定着くらいを目標に当分は相撲を取って欲しい。


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うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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