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八百長騒動に思う

諸事情で忙しく、ブログの更新をしばらくさぼっていた。
ちょっと余裕が出来てきたので再開しようと、
初場所の感想でも書こうかな(いまごろ)と思っていたら、
なんだかそれどころでは無くなってきた模様。

これまでは週刊誌の専門分野だった八百長の話が、
四大紙やテレビで大っぴらに語られる事態になった。
NHKのニュースが八百長の詳細を報ずるさまは、
相撲ファンには正直ショックが大きかった。

もちろん八百長の話は今に始まったことではないし、
いくらかそういうこともあるのかもな、と思ってはいた。

相撲好きとして自身の歩みを振り返ってみる。

現在中年のわたしが千代の富士や若島津の土俵を見ていた小中学生のころ、
七勝七敗で千秋楽を迎えた力士が十中八九勝ち越すのに気付いたのが
そもそもの始まりだったと思う。

イケナイ子供だった私は留守番のとき、
父親が買ってきた週刊ポストなどを盗み読みするのを楽しみにしていた。
第一の目当ては当然ヌードだったが、
中には大相撲における八百長の存在を指弾する記事もあった。
千秋楽に勝ち越すのはあらかじめ打ち合せをしているのだとか書いてある。
ほんとかな、と興味深く読んだのを覚えている。

テレビ解説を引退したあと、玉の海梅吉さんが告発したこともあった。
あの玉の海さんが、と当時はショックだった。

その後も週刊誌を通じて訴える人はたびたび居た。
実際見なれてくると負けの込んできた横綱に、
対戦相手が自分からひっくり返るような取組などにも気付くようになった。
これはほんとかもしれない、と思い始めた。

しかしだからといって相撲が嫌いになることはなかった。
大半の取組は真剣なものに思えたし、
何より土俵の上で力士生命を失うような怪我を負う様子なども見ていれば、
時に素人目にも芝居じみた相撲があったところで、
これはもしやと思いつつ、まあもしそうでも仕方が無いかな、
おすもうさんも大変なのだしと許せる気にもなった。
むしろそうした若干の怪しさも含めて大相撲を楽しんできたように思う。
世の相撲好きの多くも似たようなものではなかろうか(たぶん)。

したがって「八百長発覚!」という今回のニュースそのものにさして驚きはない。
驚いたのはむしろ、事件性はないといいつつ警察がこれを取り上げ、
人々が猛り狂ったようにこの報道に群がり、
支持を失いつつある時の政権はこれに便乗して勢力を回復しようとまでしている
一連の世の中の流れのほうだ。

一昔前だったら、騒ぐのも野暮と片付けられそうな一件が
かくもセンセーショナルな話題になっている。
たまに変な相撲があっても、曖昧なところを面白がるような人は
今の世で少数派になってきた、ということなのだろう。

この現象の原因と対策、はまた考えたい。
大相撲はピンチであるが、むしろこれはチャンスなのではないかな、と思うので。


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テーマ : 大相撲
ジャンル : スポーツ

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うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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