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独立委員会の答申と小錦の想い


メディアの八百長フィーバーもちょっとだけ落ちついてきた中、
公益法人化へ向けた第三者機関「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会」の
最終答申がついに出た。

独立委による答申の要旨=大相撲(時事)

〔はじめに〕 

相撲は日本文化にとって切り離せない存在で、協会の任務に公益性があることに議論の余地はないが、発想の転換が必要。公益法人化のための改革の方向性を提言する。
 
【公益事業の輪郭】
 
本場所や巡業を「相撲文化の実践的表演」と位置付け、特に巡業は地域振興への貢献を強調すべきだ。
 
【組織の改善策】

組織の統率が取れず、情報の共有化が図れていない。理事長の下に四つの局を設けて再編成し、問題を解決すべきだ。

協会運営に広く国民の声を反映させるため、理事の約半数を外部から入れる。相撲部屋を協会の組織の一部とし、権利や義務を詳細に規定する。

年寄名跡の高額の譲渡は、運営能力がありながら協会を去る者が出たり、借金や後援者への依存につながったりするなど問題が多く、廃止すべきだ。

力士の稽古の質と量を確保するため、相撲部屋の数を現在の50から30程度に減らすべきだ。

トップアスリート養成のため、15歳未満も力士の研修生として受け入れる。協会は力士の採用、育成、引退後の進路に関して責任を持つ。十両以上の力士は協会との契約関係を明確にするが、それ以外は育成に期限を設け、新陳代謝を図る。

維持員による寄付が実質的にシーズンチケットの販売と化している。広く国民から寄付を募り、額に応じた特典を与えるべきだ。

相撲教習所の研修内容を充実させ、対象を協会員全員に広げる。

【事業活動の改善策】

指導普及のため、アマ競技者との交流を積極的に取り入れる。

相撲の国際的な普及や紹介への長期的ビジョンを持ち、海外巡業や公演などを行う。

禁止薬物使用に関する規定を作り、取り組みを強化する。

チケットを扱う相撲案内所の手数料を適正化し、新規参入を入札制にする案を検討すべきだ。
 
〔おわりに〕

相撲協会が抱える問題は、組織としての統率がほとんど取れていないこと。独立性の高い年寄の寄り合い所帯として構成され、全体よりも個々や部屋の都合を優先させてきた。早急に改善に着手すべきだ。組織としての自立を願ってやまない。


いやあ読んでいて気持ちがいい。
長年問題とされて来ていながら、
みなが平等なそれこそ「寄り合い所帯」であったがため、
一向改善の進まなかった問題の数々。
これをきっかけにトップダウンの仕組みが作られ、
新しい相撲協会に生まれ変って欲しいもの。
もちろん障害も多いし、犠牲になる人も多々出てくるわけだが…

年寄名跡の問題に関しては以前にもちょっと取り上げたが、
今日のニュースでたまたま「能力がありながら協会を去」った人が登場している。

KONISHIKI、八百長問題で揺れる相撲界に「悲しい」と心境を激白!「身も心もキレイにしてがんばって」と熱いエール!(シネマトゥディ)

17日、鉄道好きの親子を招待した映画『れっしゃだいこうしん ザ☆ムービー しんかんせん大集合』完成披露試写会が、ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウンにて行われ、特別ゲストとしてKONISHIKIが登場した。

(中略)

その後行われたマスコミ向けの囲み取材では、やはりスキャンダルまみれとなっている相撲界の話題について質問が集中。KONISHIKIは「心が痛んでいるし、悲しい。悪いところは直さなくてはいけない。1日も早く、協会が新しい対策を考えて、国民の心が(相撲に)戻ってくるようにして欲しい」と心境を告白。さらに「相撲を引退しても、タレントの仕事ができる自分はいいけれど、通常辞めた力士は不安だらけなんです。相撲界を去る力士に、健康や生活のケアをしてあげるようにして欲しい」と協会へ注文を付ける一幕も。そして角界の人々へ向けたメッセージを求められると「今は大変だと思うけど、身も心もキレイにしてがんばって、早くいいニュースを聞かせて欲しい!」と熱いエールを送った。


どうして『しんかんせん大集合』に小錦が呼ばれるのか今ひとつよく分からない面はあるが(笑)
彼の悔しさや相撲への愛情に報いられるよう、協会には期待したい。

小錦や曙が協会を去ってしまったことで、
高見山以来育っていた言わば「国技において愛される外国人力士」のDNAが
途絶えてしまったのではないだろうか。
国は違うが、同じ一門として朝青龍の問題も
実はその辺りに端を発していた気が今はしている。
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テーマ : 大相撲
ジャンル : スポーツ

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プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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