スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

豊ノ島がひさびさに魅せた十日目

今日で中盤戦もおしまい。
今場所はここまで熱のはいった相撲が多く、見ごたえがあります。
お客の減少、あるいは半端な相撲をとれば八百長と見られかねない緊張感、
そのあたりがいい方向にはたらいているようです。
場所が進むのもこころなしか早く感じる。もう十日目。


今日勝ち越しのかかる豊真将。相手は初顔の栃乃若。

○豊真将<前九8-2>(つきおとし)栃乃若<前十一5-5>●

立ち合い二本ざしを狙ってきた栃乃若。
豊真将これをおっつけて逆に二本入り、ハズ押しで攻め立てる。
すると土俵際、体の柔らかい栃乃若、
クネクネと二本入れて形勢逆転、しめたと体を入れ替えて攻め立ててきたが、
豊真将すかさず右に回りこんで突き落とすと、
相手が足をすべらせてくれて何とか勝った。

これは完勝と思いきや、俵に足がかかってから予想外の栃乃若の動きに
ちょっと肝を冷やしました。
相手は入幕二場所目と経験も浅かったので、
ちょっといい格好になったところで不十分なまま出てきてくれたので
まあ助かった豊真将。
これで落ちついてマワシを引きに来たら危なかったかもしれない。

とはいえ十日目で勝ち越したことでまずはめでたし。
他の力士の星取り次第ですが、最低二桁は勝って、
来場所は上位に戻りたいもの。


○豊ノ島<前二5-5>(おくりだし)鶴竜<関脇6-4>●

本日のベストバウト。
小さい豊ノ島を中に入れたくない鶴竜は突いて出る。
ならば豊ノ島も突っ張りで応戦、ちょっとこの人には珍しい。
鶴竜が右のまわしに手をかければ豊ノ島が突き放し、
豊ノ島が手を伸ばせば鶴竜が突き放す、はげしい攻防、
やがて土俵中央で体が離れたままぴたっと動きが止り、
互いに相手の出方をうかがうお見合い状態に。
(個人的にこういう展開が大好物です)
ここで鶴竜、右手をすっと出してフェイントをかけると
逆の左から突き手一閃、相手を土俵際まで追い込むと、
これをえび反りになってしのいだ豊ノ島、
右の上手に手をのばして出し投げから後ろについて送り出し。

久々に見る豊ノ島の好一番。
上体のやわらかさを生かして相手の攻めをしのぎ、
横にまわって鮮やかに逆転してみせる豊ノ島らしい相撲。

昨年九州の大活躍以来しばらく低迷が続いています。
左から差しに行く取り口がだいぶ研究されてきたのが大きいのでしょう。
今日の突っ張りのように攻めのバリエーションが増えれば
また暴れてくれそうなのですが。


大関取りへギリギリの戦いが続く琴奨菊。
最低12勝3敗がノルマの状況ですでに2敗。
過去の対戦で圧倒的に不利な白鵬戦がまだ残っていますから、
それ以外は残り全て勝たないと昇進は厳しい状況。
今日の相手は過去9勝10敗とほぼ互角の把瑠都。

●把瑠都<大関8-2>(したてなげ)琴奨菊<関脇8-2>○

立ち合い把瑠都右から張って右上手。
しかし琴奨菊するどく立って即二本ざし。
まわしも引いてガブガブがぶる。
把瑠都は棒立ちになりながらも右から抱えたり、左を首に巻いたりして抵抗。
ふところも深いので琴奨菊土俵際まではいけるが今ひとつ寄り切れず。
とみるや、大関の足が俵にかかったところでカウンターの下手投げ。
これは把瑠都もたまらず土俵に転がる。

まあ把瑠都の雑な攻めに助けられた面もあるでしょうが、
まずは琴奨菊がんばった。
これで残りの星取りを考えると

十一日目 白鵬    1-26(0-5)
十二日目 旭天鵬?  7-10(0-2)
十三日目 隠岐の海? 1-0 (1-0)
十四日目 豪風?   8-11(1-1)
千秋楽  鶴竜?   8-7 (2-2)
〔右数字は通算の勝敗と過去一年の勝敗〕

この面々を4勝1敗で切り抜けなければならない。
白鵬戦はほとんど捨てゲームの様相ですし、
旭天鵬や豪風にも案外分が悪い。鶴竜は変化もある。
厳しいことは相当厳しい。
ここは白鵬に相撲界全体のことを考えて転んでもらえると有り難い。
まあ祈るしかありません。


ここ数場所の内容から見て、
またバチバチのケンカ相撲になるかと思いきや

○白鵬<横綱10-0>(うわてなげ)稀勢の里<関脇5-5>●

白鵬立ち合いは張らずにするどく立って右を差しに行く。
稀勢の里これを左からおっつけると、
白鵬左からふみこんで左でストレートの張り手、そして右を差しに行く、
稀勢の里ぐらっとしつつも必死で再び左からおっつけて防ぐが、
このすきに白鵬反対の左の上手をゲット、ゆさぶって右の下手もゲット、
右四つに組まれては稀勢の里為すすべなし。
あとは白鵬寄りたててカウンターの上手投げ。

突き押しに終始しては再び相手のペースになると見た白鵬、
落ちついた取り口でした。


全勝白鵬、日馬富士、1敗がおらずに2敗が把瑠都他6人という展開。
優勝争いは実質トップの二人に絞られ、日馬富士次第の様相になってきました。

朝青龍の連覇記録をやぶろうとする白鵬に立ちはだかるのが、
朝青龍ととかく仲の良かった日馬富士、というのも結構な見もの…
などと書いていたら魁皇引退のニュースが。
これはまた別に。

スポンサーサイト

テーマ : 大相撲
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

リンク
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
参加中
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。