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稀勢の里のKYパワー炸裂の千秋楽

いよいよ千秋楽。


今場所は大関取りを達成できなかった琴奨菊。
しかし今日勝っておけば先場所10勝、今場所11勝となり、
来場所の昇格ラインを12勝と現実的なものにできる琴奨菊。

かたや下位で大勝ちし、今場所初めて上位戦が組まれた豊真将。
今回の二ケタ勝利は役不足のためですし、
上位に戻る来場所の活躍を占う意味で、今日はいい相撲を期待したい。

○琴奨菊<関脇11-4>(よりきり)豊真将<前九11-4>●

立ち合い豊真将右からおっつけて相手の左差しを防ぐ。
しかし琴奨菊の圧力強かったか、
たまらずおっつけた手を放し引いてしまう。
そこに乗じて琴奨菊左をズボッとさして前へ前へ。
豊真将俵を右へまわって逃げ、右手を首に巻いて左からすくいに行くが、
琴奨菊右からがっちり抱え込んで逃さず、最後はまわしも引いて寄り切る。

立ち合いからの流れは悪くなかっただけに、
そのあとの引きが何とも勿体なかった豊真将。
下位で栃乃若あたりが相手ならこんな相撲も通用していましたが、
さすがに上に来ると次元が違うようす。

来場所こそ平幕上位で勝ち越し、夢の三役へと駆け上がりたい。
しかし今日の相撲を見る限りではやっぱり下位がいいとこかしらん等と
悲観的になってしまいます。

なんと今場所の好成績で敢闘賞までもらってしまいました。
本人はどうか分かりませんが、私はさほど嬉しくない。
この位置なら当然の成績でありましょうから。
問題は来場所。がんばれマショー。


昨日既に優勝を決め、全勝でフィニッシュしたい日馬富士。
しかし今日の相手はよりによって、とかくKY力士として有名な稀勢の里。
日馬富士の執念と稀勢の里のKYパワー激突の一番。

○稀勢の里<関脇10-5>(つきおとし)日馬富士<大関14-1>●

日馬富士立ち合い左から張って右を差しに行く。
稀勢の里これを左からおっつけ右からノド輪でグイグイ攻め立てる。
土俵際日馬富士懸命にこらえ、さらに引かれて膝がつきそうになってもまだこらえ、
左四つにしがみついて何とかしのぐ。
しかしこれは俺のかっこうだと稀勢の里、胸をあわせて前へ出る。
日馬富士右上手をはなして体を開き、土俵際左からの下手投げ。
これに稀勢の里は右の上手投げで応酬、投げの打ちあいは稀勢の里が優勢。
ならばと日馬富士寄り身にスイッチ。
がら空きになった稀勢の里の腰にとびこんで両差しで寄り立てる。
すると稀勢の里土俵際まわりこみつつ、
のびきった日馬富士の右足膝を、正対するおのれの左足膝でちょんと小突きながら、
得意の左突き落とし。
日馬富士ばったり倒れて苦笑い。

文句なしに本日のベストバウト。
互いの執念がしっかり伝わってきた一番でした。
それにしても稀勢の里のKY力は凄い(笑)。


そして今場所の結び。

●白鵬<横綱12-3>(うわてなげ)把瑠都<大関11-4>○

立ち合い把瑠都踏み込み一歩速く、左の前ミツ浅くとって白鵬の右差しを殺す。
これをグイッとひきつけ右をさして右足引けば、横綱は半身を強いられ苦しい体勢。
昨日の日馬富士をお手本にしたような把瑠都の攻め口。
苦しくなった白鵬は右の窮屈な差し手から強引な下手投げを打って把瑠都と正対、
ひきつけて寄ろうとするが左がマワシを引けていない。
把瑠都は体を右に開いて出し投げ気味の左上手投げ。
白鵬なにやらいつもの力がなくこれにぴょ―んと簡単に飛んで、
左足を踏み越して負けてしまった。

把瑠都は今日が白鵬とは20回目の対戦だが、
昨年初場所以来、今回でようやく2度目の勝利。
よほど嬉しかったらしく花道ですでにニコニコ顔。
裏にまわってからは奇声をあげるはしゃぎっぷり。
おいおいいちおう大関なんだから(笑)

白鵬はどうも元気がありません。
終盤の大関三連戦などはいずれも相手に立ち合いの踏み込みを許したり、
強引な下手投げを繰り出して墓穴をほったり、
あるいは今日のように相手の投げに簡単に飛んだり、何ともらしくない。
今日などは相撲を終えて花道奥の通路に入ってから、
歩みを一度止めて膝に手を置き、しばらく苦しそうにあえぐ場面も見られました。
コンディションは大分難があった様子。

あんまり強いと面白くないのですが、こうも脆いと逆に心配になってくる。
それじゃおまえは白鵬がどうなりゃ満足なんだと聞かれると困りますが。


日馬富士の優勝インタビュー。
「応援してくださる後援会のみなさま、ファンのみなさまのために頑張りました」
とのコメントが印象的でした。

外国人力士は日本人力士にくらべ、
とかくタニマチが付きにくいなんて話はよく聞きます。
ファンの声援も似たようなものでしょう。
それだけにその有難みを日本人力士以上に感じているモンゴル人の日馬富士。
強さの一因でもあるのかなと思います。


一夜明けた会見の記事。

日馬富士、綱取りへ「24時間相撲だけ考えたい」 元朝青龍からも祝福(産経)

大相撲名古屋場所で12場所ぶり2度目の優勝を果たした大関日馬富士が千秋楽から一夜明けた25日、名古屋市内の伊勢ケ浜部屋宿舎で会見し、「自分の相撲を取りきりたい気持ちが強かった。その積み重ねが優勝という結果になってうれしい」と喜びを語った。

八百長問題を経て約半年ぶりに正常開催された本場所で「応援してくれるファンのみなさんの心を取り戻して、楽しんでもらえる相撲を取りたかった」と振り返った。優勝決定後には元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏から「おめでとう。さすが俺の弟分だ」と電話で祝福されたという。

綱取りが懸かる9月の秋場所に向けては「この調子で上を目指したい。しっかり稽古して、ちゃんと寝て、お酒を控えて、24時間、相撲のことだけ考えていきたい」と意気込みを語った。


日馬富士らしいコメント。
それにしてもダグワドルジ氏がナーダムに出るって話は結局どうなったんだ?

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テーマ : 大相撲
ジャンル : スポーツ

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うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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