スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

豊真将銀星スタートの初日

日馬富士の綱取り、鶴竜と琴奨菊の大関取りと話題の多い今場所もいよいよ幕開け。


今場所の大関取りは数字で言えば12勝がノルマとされる琴奨菊。
初日の相手は先場所終盤戦で破れ、昇進の夢を立たれた因縁の若の里。

○琴奨菊<関脇1-0>(こてなげ)若の里<前二0-1>●

琴奨菊立ち合い脇が甘く、若の里の双差しを許す。
右から小手にふって何とか左をねじこむが、
右は若の里に深く差され、廻しを取りにいってもサガリをつかむのが精一杯。
しかし若の里が寄って出たところ、
タイミングよく右からの小手投げで何とか勝利。

勝ったとはいえ、一瞬相手の双差しを許すという危ない相撲。
立ち合いの圧力、手の動きも中途半端で、
ガツンと当たって下から廻しを取りに行くいつもの動きが見られません。
解説の舞の海サンは「意図がわからない立ち合い」と嘆いていましたが、
ここから立て直せるかどうか。


そして私の応援する豊真将。
今場所こそ筆頭の地位で勝ち越して、悲願の新三役昇進を叶えたい。
序盤の横綱大関戦を2勝2敗でシノげれば、いくらか目は見えてきます。

今日の相手は大関把瑠都。
過去通算3勝12敗、直近一年1勝3敗と不利ではありますが、
スピードで太刀打ちできない白鵬、日馬富士より、
琴欧洲と共にまだまともに相撲の取れる相手です。
ここはどうにか突破したい。
初日から勝負処で見る側も胃が痛くなります。

○豊真将<前一1-0>(おしだし)把瑠都<大関0-1>●

立ち合いいつもの如く左前ミツ取りに行く豊真将。
把瑠都は右から張ってこれを食い止め左を差しに行くが、
豊真将力強いおっつけでこれを許さず、
逆に空いた把瑠都の右へ飛び込み下から下から押し上げる。
把瑠都は突いて起こそうとするが豊真将の出足のよさにずるずる後退。
たちまち土俵際へ追い込まれると、何を血迷ったか両手で豊真将の首根っこ抱え、
おのれの足元へ素首おとしよろしくマトモにはたきこむ。
これはごっつあん豊真将、思い切り飛び込んで押し出し。
見事な銀星で今場所は最高のスタート。

ま、把瑠都が墓穴をほった、豊真将はラッキーだった、とも言えはしますが、
大関をそこまで慌てさせる攻めを繰り出したのも事実。
難敵を撃破して勝ち越しにほんの僅か近づきました。


そして綱取りの日馬富士。
仕切りはちょっと気合の入りすぎている印象。
塩を撒く手もガチガチ。
緊張というのではありませんが、過剰な武者震いといったところ。

○日馬富士<大関1-0>(かけなげ)豊ノ島<小結0-1>●

立ち合い左ノドワ、右前ミツで攻め立てる日馬富士。
得意の手だが、小さくて上体の柔らかい豊ノ島には暖簾に腕押し状態。
のしかかる格好になってスポッとノドワを外されると、
相手十分の双差しを許してしまい、日馬大ピンチ。
豊ノ島しめたと前へ出るが、日馬右から首投げを見せると警戒して止まる。
日馬左上手を引くと徐々に浅く持ち直し、右は首に巻いたまま今度は強引な左外掛け。
これは簡単にほどかれる。
ならばと土俵中央、手の平を外に向けた逆手で右の上手を引くと、
豊ノ島の腕を締め上げるように上手投げを打ち下ろす。
豊ノ島はその送り足めがけ左の外掛けで抵抗するが、
日馬その足をさらに跳ね上げて掛け投げ。豊ノ島一回転。

恐ろしく危ない相撲で、日馬富士薄氷を踏むような勝利。
まあつねに「お客さんを喜ばせる相撲をとりたい」と公言する人ですから、
そういう意味では良かったかもしれない(笑)。
なにやら強引で派手な相撲でした。

日馬富士、誓いの執念白星発進!(サンスポ)

「危ないね。相手の相撲だった。豊ノ島は悔しいだろうね」と苦笑い。物言いがつく、微妙な勝負を拾って白星スタートとなった。

2度目の綱とりがかかる今場所。この日は東日本大震災発生からちょうど半年を迎えた。場所前には、被災者のためにボランティア活動に携わった。NPO法人「ハートセイビングプロジェクト」の慈善活動に賛同し、福島・郡山市で行われた復興イベントにビデオレターを送った。「皆さんと一緒にがんばって、ボクは横綱。皆さんは元気な笑顔に戻れるように頑張りましょう」。収録した1分以上のメッセージ。有言実行で、約束を果たす。


心に期すところが大きいのは見ていてよく分かりました。
ファンに喜んでもらえる相撲を取りたいという、日馬富士らしいショーマンシップ。
同時にそこから来るプレッシャーゆえの、早く勝負を決めたいという焦り。
横審やメディアには体の小ささを指摘される中、
己を横綱に適う者と土俵の上で証明しなければならない。
さまざまな要素があいまって、今日のような取り口になったのでしょう。

しかしこんな相撲が十五日間も取れるはずはない。
いずれどこかで足を救われるような気もします。
取り口も大事ですが、まずは結果を残すことに専念した方がいいのでは。


鶴竜、稀勢の里は落ち着いた取り口で勝利。
この二人は順調に星を伸ばしそう。
琴欧洲は隠岐の海に二本入られ、あわてておっつけて出るところを引かれて惨敗。
腰も決まらず、右ヒジも悪いとあってちょっと今場所は厳しいか。

白鵬は阿覧に圧勝しましたが、勝負がついて土俵下へ落ちたとき、
なにやら右足を痛めた様子がチラと伺えました。
もともとちょっと悪いところです。
あまり人の不幸を喜んではいけませんが、豊真将の明日の相手だったりします。
さてどうなるか。

ちなみに今場所から始まったアンケート、本日の結果。

豊真将が敢闘精神評価トップ(ニッカン)

マークシートによる力士の敢闘精神評価が正式に始まった。第1回1位は大関把瑠都(26=尾上)を破った東前頭筆頭の豊真将(30=錣山)で1247ポイント。2位は6ポイント差の大関日馬富士(27=伊勢ケ浜)で、善戦した東小結豊ノ島(28=時津風)が3位。伊勢ノ海親方(元関脇藤ノ川)が「八百長防止ではなく一生懸命な力士を評価したい」と提案し、5月の場所中にテスト導入された。

維持員ら1000人に用紙を配布し、この日の回収有効投票は400枚。十両以上の各力士を「大変満足」から「不満」まで4段階評価してもらい、集計結果からトップ3を発表した。


何と第一回のトップがマショーという、めでたい結果に。
把瑠都の雑な相撲に助けられた面もあるとはいえ、これは慶事。

しかし豊ノ島はどうなんでしょうね。
あそこまでいい格好になって決められなかったというのは、何か歯がゆさも残ります。

スポンサーサイト

テーマ : 大相撲
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

リンク
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
参加中
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。