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主役たちの低調ぶりに盛り下がる二日目

今場所から導入された来場者アンケート
お客に力士の敢闘精神を評価してもらおうという試みですが、
毎回発表される結果は上位三名のみ。
今日の解説の舞の海さん、これに対して
「悪いほうも発表したほうがいいですね」とのコメント。
時折妙なことも言う人ですが、ごもっともなご意見。
ただケガの力士なんかは、ちょっと気の毒な気もしなくもないですが。
そんな二日目。


大関取りの琴奨菊。
昨日は立ち合い相手の双差しを許すという内容の悪さが目立ちました。
さて今日は。

○琴奨菊<関脇2-0>(よりきり)嘉風<前二0-2>●

立ち合い。
嘉風先に両手を仕切り線に付ける。
琴奨菊左手を付ける。
ここで嘉風ふわっと突っかけると、
琴奨菊勢いもあってか右手を軽く下ろしてこちらもフワッと立つ。
ただし右手は仕切り線に付いていなかった。

ペチャっと立ち合って力を抜いた二人を見て、行司木村庄三郎一瞬困り顔。
しかし即座に「のこった」の掛け声。
先に反応したのが琴奨菊で、おやいいのかな、とひとまず寄り切る。
嘉風は、あれあれ止めないの?、といった様子で無抵抗に土俵を割った。
中村審判長は微動だにせず、勝負成立。観客からは罵声が飛ぶ。

これは行司か審判が止めるべきだった。
裁いていたのが口うるさい木村正直だったら「待った待った」と両者を分けたことでしょう。
タイミングも合っていないし、琴奨菊の右手も土俵についていませんでした。
貴重な日本人の大関候補に序盤から土を付けたくない、そんな計算が働いた…
とは思いたくありませんが、邪推もしたくなる一番でした。
行司や審判もマークシートで採点した方がいいかもしれません。


もうひとり大関候補の鶴竜。
昨日は落ち着いた取り口を見せ、順調に白星を重ねるかな、と思いきや。

●鶴竜<関脇1-1>(おくりだし)若の里<前二1-1>○

左を差すと怖い若の里に対し、立ち合い鶴竜右からよくおっつけてこれを阻止。
突き起こして土俵際まで攻めこんで、なお左を差してくるところ、右からいなしてくずし、
土俵中央で右の前ミツをつかんで頭をつけるいい格好に。
すると若の里、右へ回りこみながら強引な突き落としを見せると、鶴竜の手はまわしから外れる。
ここで鶴竜一旦止まればよかったが、勝ち急いだか土俵をつたう若の里をアタフタと追い、
そのまま回り込んだ若の里に右上手を献上、土俵外に放り出される。

ふだんなら自分の体勢が整うまでそうそう勝負には出ない鶴竜。
らしからぬ相撲で早くも一敗です。
ポーカーフェイスで分かりにくいのですが、大関取りの重圧が相当あるのでしょう。


こちらは綱取りの日馬富士。
昨日は闘志過剰で空回り気味の相撲を見せましたが、
今日は落ち着いて取れるかどうか。

●日馬富士<大関1-1>(つきおとし)隠岐の海<前一2-0>○

立ち合い日馬富士ロケットスタートのよい立ち合い。
ノドワで突き起こしてガンガン攻めたてるが、足がついていかない。
隠岐の海は突かれるたびにあてがっていなし、俵をつたいヒョイヒョイ逃げる。
コンニャロウと日馬富士一発左で張り手をかますと、
右上手ひいて左をさし土俵際まで寄っていったが、上手は深く腰も棒立ち。
隠岐の海難なくこらえ、易々と左をのぞかせ軽くすくったあと反対の右から突き落とし。

最後土俵際、日馬富士は突き落とされながら相手の足首をとる執念をみせたため、
隠岐の海の左足が踏み越すのと日馬富士の体が落ちるのが同時にも見えました。
土俵を降りる際、物言い無しかといいたげに審判団へ恨めしげな視線を送った日馬富士。
しかしスローをみるとやはり体が落ちるのが先ですし、大関がこの相撲では文句も言えない。

これで「平幕相手に」一敗。
綱取りですが残り十三番全勝、白鵬も倒して優勝…
とでもなればまだ可能性はありそうですが、まあ難しい。
意気込みも初日同様上滑りの状態で、前途多難です。

一方殊勲の隠岐の海。

隠岐の海大関連破 待望ホープだ(ニッカン)

幕内8場所目。まだ三役経験がなく、大関戦は5月技量審査場所が初めて。だが、大関戦は不戦による1勝を含めて、7勝2敗の結果を残す。上位に強い理由は、太い神経にもある。「上位とやった方がいい。負けても何も言われないし、勝ったら喜ばれる。観客のテンションは高いし、いいことしかない」。かねてイケメンが話題にされるが、192センチの長身とともに、この大物感も、魅力となって光ってきた。

観客減に歯止めが利かない今、隠岐の海も頭を悩ませる。「余ったチケットを協会員に配るとか、もっと値段を下げるとか…。それで満員になれば、また来なきゃってなるんじゃないかな。親方が、いつも言うんです。飲んだ時のグチで」。師匠の八角親方(元横綱北勝海)が、広報担当として奮闘するうち、弟子として視野も広がってきた。


本人のコメントも面白いのですが、
その口を通じて洩れ聞こえる八角親方の話がいいですね。
酒の席で弟子を相手にグチるくらいですから、
せっかくアイデアがあっても利権が交錯して、なかなか上に通らないのでしょう。
広報部の苦悩が伺えます。がんばれ北勝海!


豊真将は結びに登場。
白鵬相手にまともに相撲が取れる力はなかなか無い。
捨てゲームの様相ですが、唯一のぞみがあるとすれば、
昨日の相撲で白鵬が右足をちょっと痛めたようなそぶりを見せた点。

○白鵬<横綱2-0>(よりきり)豊真将<前一1-1>●

豊真将立つやいなや、あっさり白鵬に得意の右差しを許す。
あわてて巻き変えにいくところ、寄り切られる。

あまりのあっけなさに笑うしかない相撲。
どうやら白鵬の右の張り差しを警戒し、それより早く中に入ろうとしたらしい。
しかし普通に差してきたため、自ら下手を与えるような格好になったようす。
白鵬の足は特に問題なさそう。


鶴竜や日馬富士といった主役たちが重圧からふがいない相撲を見せる一方、
王者白鵬は万全な取り口。
けっきょくはこのひとの独走に入るのか。
もっとも白鵬にしたところで、大関や横綱に上がろうとする時期は、
攻めいそいで自滅するような相撲をしょっちゅうやらかしていました。
ファンとしても成長を気長に待つしかないかもしれません。

うーん、しかし盛り下がります。


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テーマ : 大相撲
ジャンル : スポーツ

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プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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