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祝 豊真将三大関撃破!の四日目

ケンカ四つの技巧派同士でちょくちょく熱戦になる好カード。
今場所も面白い対戦に。

○鶴竜<関脇2-2>(おしたおし)豊ノ島<小結1-3>●

右四つの鶴竜は右の下手を引いて豊ノ島の左差しを封じたい。
立ち合い突きおこして右のまわしは取ったが、豊ノ島うまく左をさして結局左四つに。
しかし鶴竜かまわず出ると、土俵際豊ノ島左からすくい、さらに右から突き落とし。
こりゃヤバイと鶴竜一旦土俵中央へ引き戻し、相手の出方を伺う。
鶴竜右は一枚廻しだが頭をつけて豊ノ島の左を殺す。
豊ノ島は右足引いた半身で、伸ばしてくる鶴竜の左を右おっつけでこらえる。
お互いうかつに攻めればたちまち逆襲を食う形で、しばらく静止。
やがて鶴竜じわっと寄ってみせると豊ノ島左の下手投げで崩し、右をさして一瞬双差しに。
しかし鶴竜両前ミツ引いて頭をつけてこれを絞ると、左ノドワからの右出し投げ。
豊ノ島一気に反対土俵に泳ぎ、最後は押したおされる。

当たって引いての単調な相撲が多い中、今場所も魅せてくれたこの二人。
やはりじっくりとした四つ相撲の味は格別。
生観戦のお客さんも同じ気持ちだったようで、
今日の敢闘精神アンケートは鶴竜、豊ノ島が二位、三位を獲得。
番狂わせでもないこういう相撲が、しっかり形となって評価されるのは本当に嬉しい事です。


さてわたしの応援する豊真将。
初日から続いた横綱大関戦も今日でおしまい。
シメの相手は綱取りに向けてもう一敗もできない大関日馬富士。

過去は豊真将の2勝8敗、現在6連敗中と大の苦手。
立ち合い相手に当たり負け、
慌てて出るところを大関のすばやい身のこなしで翻弄されてバッタリ…というのがいつものパターン。
今日は難しいかな、と思いながら見ていたのですが。

●日馬富士<大関2-2>(おしたおし)豊真将<前一3-1>○

何と立ち合い仕切り線より大きく下がり、徳俵のちょっと前でかまえた豊真将。
日馬富士間合いが狂ったか、普段のロケットスタートの威力は半減。
これを受けて立った豊真将、左ハズ右おっつけで一気に攻めたてれば、日馬富士はズルズル後退。
土俵際で豊真将の左腕をたぐる執念を見せるが、もはや回りこむ余地もなし。
取った腕で突きかえされて、土俵外へ転落。

何と豊真将三大関総ナメの快挙。予想外(失礼)の大活躍。これはめでたい。
やはりよかったのは普段小細工をしない豊真将が、立ち合い大きく後ろに構えた点でしょう。
これで大関の動揺を誘い、かつ立ち合いの威力も半減させることができた。

日馬富士が2敗目(毎日)

豊真将の、いつもの対戦とは違う立ち合いに「中途半端に、ただ立った」と日馬富士。平幕にまた星を落として、綱取りがますます遠くなった。

2日目の隠岐の海戦は土俵際での不覚だったが、この日は自ら「完璧な負け」と振り返った。「勢いをつけて強く当たれるように40センチ下がった」と言う豊真将に、日馬富士は「あれっと思って迷った。何をしたいのか分からないまま立った」。

体重で20キロ以上重い豊真将に止められ、差そうとした自分の左もおっつけられて使えない。詰まった土俵際で苦し紛れに相手の左を手繰ってこらえたが、軽くはね上げられ土俵外に派手に落とされた。


「強く当たれるように下がった」というのですが、ビデオを見る限りそういう印象はありません。
どちらかというと、受けて立っている。ちょっとこのあたり素人には謎です。

ともあれ豊真将がこういう立ち合いを見せたのは、昨年九州把瑠都戦以来のこと。
(おお、過去ログがあった。やっぱりブログを長くやってるといいですな)
いつもの生真面目なスタイルをあえて捨て去り、ここぞ、という場面で久々に登場した勝負師マショー。
優等生のレッテルを取っぱらって目の前の勝ち負けにこだわった貪欲さに感動です。
ま、来場所以降、同じ相手に通用する手ではありませんが…

かくして懸案の豊真将筆頭勝ち越し、三役昇進ですが、現在横綱大関戦を終えて3勝1敗という上々の成績。
明日五日目からは必ずしも連続ではありませんが、関脇、小結五人衆との対戦が始まります。
分の悪い琴奨菊、阿覧などとの対戦もありますから、3勝2敗くらいで行ければ、と期待しますが。
はたしてどうなるか。

一方で日馬富士。
いつものこの人なら、今日は突いて出て様子を見ながら相撲を取ったと思うのですが。
それが出来なかったのはやはり綱取りのプレッシャーか。
序盤で平幕に二敗しては、もう今回のチャンスは逸したと見ていいでしょう。
今回の失敗はメンタル面の比重が大きかっただけに、まだ機会はあるはずです。
ただ私としては、横綱になるよりも大関で長く取ってほしい力士です。


稀勢の里は阿覧のケンカ相撲に惑わされることなく落ち着いて攻め、全勝をキープ。
かなり安定している印象です。
琴奨菊はやや分の悪い豪風に得意の左は差せず、右からの小手投げで辛くも勝利。
まだ本調子には見えません。
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テーマ : 大相撲
ジャンル : スポーツ

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プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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