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平成22年9月場所後の雑感(4)~魁皇~

13回目の大関角番の場所。
連日格下のみを相手にした中日終了の段階で4勝4敗。
こりゃもう駄目かな、と正直私は思っていたのだが、
なんとそこから横綱大関を含めて4勝3敗の奇跡的な大活躍。
(といっていいでしょう、この人の場合もはや)
陥落したら引退と公言しながら見事勝ち越しに成功し角番脱出、
ご当地九州場所へ執念で力士生命をつないでみせた。

特に腕をたぐる得意手で劣勢をひっくり返した把瑠都戦、
土俵際でのとったりを引っこぬいて相手を土俵下に転がした日馬富士戦などは目を引いた。
まあこんな相撲があるから「互助会」などという言われ方もするのだろうけれど。

次の九州は大関としては11回目、
力士としては入門の年から数えて23回目の出場となる。
魁皇が大相撲の世界に入った昭和63年は、
今場所新十両で見事勝ち越した栃乃若が生まれた年だったりするから凄い。

さらに面白いから調べてみたら、
今場所幕下で十両昇進を決め、
初の平成生まれの関取誕生と場所後話題になった
千賀ノ浦部屋の舛ノ山、鳴戸部屋の高安の二人は共に平成2年生まれ。
彼らが生まれたとき、既に魁皇は三段目から幕下で相撲を取っていた。

自分が十七、八だったころに生まれた子が、
もうだいぶ近いところまで来ている。
172キロの巨体はガタガタだ。
サポーターだらけの下半身で時に土俵際を走り回ると、
見ている側が目を覆いたくなることすらある。
NHK中継のアナウンサーも最近は遠慮がちながら、
「早く日本人の若手が引導を渡してあげなければ…」と
口にするようになってきた。

当人ではないから想像にすぎないのだが、
横綱や大関の引き際は単なる数字上の勝ち負けよりも、
土俵上での存在感に左右されるものだと思う。

今まで自分に向けられてきた声援が、
徐々に下から突き上げてきた若手へと移ってゆく。
そのなかで「ああ、オレもそろそろ…」と身を引く決意をみな固めてきたのではないだろうか。
魁皇にはそんな機会がついぞ訪れない。
白鵬がどんなに勝ちすすんでも、魁皇ほどの声援は上がらない。

もう魁皇には頑張ってほしいとも言えない。
栃煌山に期待を抱くのみである。
(で、大丈夫だろうか?)
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テーマ : 大相撲
ジャンル : スポーツ

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Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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