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十三日目

十日目に一年ぶりの幕内勝ち越しを決めた豊真将。
しかしその後は元気なく二連敗。

ここ数日右肩に大きなテーピングをしている。
十両陥落の原因となったケガをしたのは左肩。
こんどはこっちかと、ちょっと心配になる。
今日の相手は安美錦。
この先上位へ返り咲いて再び活躍したい豊真将にとっては、
格好の試金石となる相手だが。

●豊真将<西前頭十三・8-5>(うわてだしなげ)安美錦<西前頭五・9-4>○

立ち合い安美錦当たり勝って前進。
左ノド輪で豊真将の上体を起こせば、豊真将も右のノド輪で逆襲。
豊真将前進するも上体高く、
安美錦は左へはじき最後は右の上手をとって出し投げで這わせる。

豊真将はさすがに右に力が入っていないようす。
連動して下半身もついていかず、相手が強豪とはいえ、簡単に前に落ちる。

「今まで負けた相手全員に倍返し」するのが、嫁さんに言わされたとはいえ、この人のミッションである。
今場所はもうコンディションの面で厳しいのかもしれないが、頑張って欲しい。


そして人気者の遠藤。
今日は好成績を買われ、新入幕でありながら三役力士と対戦が組まれた。
栃煌山は右四つから両差し、遠藤は左四つ、ケンカ四つの対戦。

○栃煌山<東小結7-6>(すくいなげ)遠藤<東前頭十三・9-4>●

遠藤低く当たって左四つとなるも、栃煌山の出足が圧倒。
不得手な四つでも上手を引いてグイグイ前へ出れば、遠藤なす術なし。
土俵際まわりこもうとするが栃煌山に左からすくわれ、横転。

遠藤は上体のやわらかさを生かしうまく左を差したが、
なにしろパワーが違いすぎた。
こういう相撲を見るとさすがに遠藤もまだまだ、という気がするが、
一年後どうなっているか。


今日のお目当て。
優勝争いにおいて現在二敗、白鵬を一差で追う稀勢の里。
十四日目の直接対決で横綱を同点に引きずり落とすには、今日は負けられない…

はずだったのだが。

●稀勢の里<東大関10-3>(おしだし)豪栄道<西関脇9-4>○

稀勢の里突いて出れば、豪栄道下がりながら右へいなす。
稀勢の里すぐ正対するも立ち腰で脇も甘く、豪栄道に左差しを許す。
豪栄道土俵際まで寄りつめ、相手が左をのぞかせようとするところ、右手で胸をついて押し出す。
場内うんざりするようなタメ息。

いつものことではあるけれど、今日も稀勢の里は終始立ち腰だった。
加えていなされたときも慌てた様子で、相手にいいように取られていた。
メンタルの弱さ、脇の甘さ、腰の高さ、悪いところが全部出たような相撲だった。


白鵬は鶴竜をあぶなげなく下して一敗を維持。
三敗に落ちた稀勢の里との差は二つとなった。

これで稀勢の里が優勝するには。

十四日目白鵬に自ら土をつけ、
かつ千秋楽で自身は鶴竜を下し、日馬富士に白鵬を破ってもらい、
それでようやく決定戦に持ち込める…

ちょっと無理か。
一方で白鵬は十四日目に稀勢の里を下せば、優勝が決まる。

またしても期待を裏切った稀勢の里には厳しい声も。
デイリーの記事から。

初優勝に迫った先々場所は13連勝後に連敗。綱とり継続がかかった先場所千秋楽も敗れた。「この経験を生かさないと」と誓った今場所も、大一番を前に自滅。またも期待を裏切った。

鏡山審判部長(元関脇多賀竜)は「終わったね。1日だけだったね。みんなで夢を見たのは」とバッサリ。今後の横綱昇進についても「もうないと思うよ、彼は。みんなの願いだから、何とか横綱になってもらいたいと思うけど。厳しいなあ」と切り捨てた。


まあたしかに、ここ数場所の結果だけをみれば切り捨てたくなる気持ちも分かる。
しかし前にも書いたが、稀勢の里は間違いなく力を着けてきている。
今や実力においては、白鵬に次ぐ二番手の強豪となった(と思うのだけど)。

ただ周囲の期待が大きすぎて、
本人はゆっくりと、けど着実に進化しているのに、それを進化と認められていないだけだ。

メンタルはなるほど弱いかも知れない。
だがそれは経験で補っていけばいい。
たとえ結果が残せなくとも、毎場所優勝争いに加わり、
白鵬が賜杯を奪い去るそのときを極力千秋楽まで、
できれば決定戦まで先延ばしにすること。

そうしたここ一番の経験値を高めていくことが、いずれ大きな花を咲かせるはずだ。
悔しい思いもたくさんするだろうけれど。

もうそんな悠長なことをいってられる歳ではないという声もある。
遠藤に乗り換えろという声もある。
そりゃ遠藤は遠藤でいいかもしれないが、稀勢の里を見限るのは早いと思う。
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プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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