スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

今さらながら九州場所の総括を(2)


今さら九州場所総括の第二弾。横綱と三役陣で目に付いたところを。


日馬富士は久方ぶりの優勝だった。
場所前調子の悪さが喧伝されていたが、結果的には14勝1敗。

印象的だったのは初日の相撲で、
場所中の記事に書いたが、未遂に終わった吊り落としに気力の充実振りを伺わせた。
今場所はいいかな、と思わせたが終わってみれば予想以上の出来。
日によって格下相手に立ち合いの変化を敢行するなど、横綱としてはどうかという面もあったが、
先場所まで漂わせていた悲壮感からかあまり文句を言う向きは少ない。
横綱に「なっちゃった」感の色濃いこの人に、杓子定規な横綱像をあてがうのは野暮なのかも知れない。

とまれ、何よりの功績は白鵬の調子に乗った優勝インタビューを阻止したことだろう。
あの勘違いした優等生のようなおしゃべりを千秋楽のたびに聞かされるのは、
相撲ファンとして絶えがたい苦痛であった。
あれを封じてくれるなら、立ち合いの変化くらい一向構わない。


佐渡ヶ獄部屋の両大関は序盤でケガを負い途中休場という結果に。
琴奨菊は来場所カド番、今場所カド番だった琴欧洲は来場所関脇陥落。

琴奨菊は左四つ一辺倒から、相手によって右四つも使い分けるという進化の途上にある。
それだけに残念な気がする。
来場所は無理してでも出てくるだろうが、状態が心配だ。

琴欧洲はもうあまり伸びる余地も感じられず、
鶴竜あたりとの星の調整を伺わせるような相撲もこのところ見られたので、正直同情できない。
本人も引き際を考えているようで、日本国籍の取得に乗り出したという話も聞く。
横綱や大関を経験した人は外国出身であっても協会には残ってほしいと私は思うので、この点はよい話だ。


鶴竜はいるのかいないのかよく分からなかった。
場所ごとに存在感が薄くなっていく気がして仕方がない。


大関取り2場所目の豪栄道は8勝7敗。
来場所から仕切りなおしとなった。

先場所よかった立ち合いからの出足は今場所すっかり影を潜め、
初日から相手に圧力負けしては引き叩きで何とか凌ぐという相撲が続いた。
これじゃイカンと奮起して前へ出れば、今度は自分が相手に引かれて負けてしまう。
どうにもチグハグな相撲が続いた挙句、12日目白鵬に負けて6敗を喫し、大関取りは終焉となった。

面白かったのはその後で、
プレッシャーのなくなった翌13日目には千代大龍相手にこの場所初めて前へ出る相撲で勝利。
14日目は成長著しい碧山のパワーに押し負けることなく(最終的には引き技だったが)勝利。
これで勝ち越して安心したか、千秋楽には栃煌山の鋭い踏み込みに棒立ちとなって敗戦。
メンタル面の課題が浮き彫りとなった場所だった。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

リンク
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
参加中
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。