スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

琴奨菊の捨て身の相撲が胸をうつ六日目

上手の取れない稀勢の里

○稀勢の里<東大関4-2>(よりきり)勢<西前二・1-5>●

立ち合い稀勢の里左を差して右おっつけて前へ出るが、
勢右へ回り込みながら向正面土俵際で右から突き落としをみせる、
稀勢の里よろめくも右手で渡しこみながら辛うじて寄り切る。

勝つには勝ったが、という稀勢の里の相撲。
右四つの相手に立ち合い左を差し勝ったものの、右の上手は引けず。
相手をつかまえきれないまま前へ出たから、土俵際の突き落としを危うく食いそうになった。
もうワンクッション置いて差し手を返し、上手をしっかり引いてから勝負に出るべきだったが、
その余裕が今日はなかった。


琴奨菊必死の土俵

○琴奨菊<東大関二・4-2>(うわてなげ)豊響<西前三・2-4>●

琴奨菊立ち合い左から張って左四つに組むと、やや押し込まれたが何とか残し、
右からおっつけながら向正面へ寄ると残され、
右のおっつけから今度は上手を引いて東に寄ってまた残され、
返す刀、右の上手投げでようやく仕留めた。

琴奨菊の右肩のサポーターは日に日に広がっている。
今日は右肩から、肘と手首の間のあたりまでずっと巻かれていた。
前日は肩のあたりだけだったように思うが。

右から絞る、おっつけるという動作は現状むずかしい。
だから平幕の豊響相手にも左を深々と差され苦労する。
それでもケガをした体で精一杯のことをやろうとしている。
今日は痛めている右からの攻めで決着をつけてみせた。

三日目に二連敗を喫したときにはこの先の出場に迷いを見せていたが、
それはもう吹っ切ったことを相撲振りが雄弁に語っていた。
カド番脱出まであと4勝。


琴欧洲またやっちゃって2敗目

○栃煌山<西小結3-3>(うわてなげ)琴欧洲<西関脇4-2>●

琴欧洲立ち合い左へ変わって上手を引いて前へ出るが、
栃煌山右を差して左の上手もとって残し、逆転の上手投げ。

琴欧洲は勝ちにはやって左変化から上手を取りにいった。
それができても結果的に相手の右差しも許してしまい、あえなく敗戦。
二日目勢に負けたときも同様の相撲で、
昔からここ一番でこういうことをしてこういう結果になる人なんだが、
それは試練の今場所でもやっぱり変わらないのがこの人らしいんだか何なんだか。

そういえばこんなニュースがちょっと前に出てたっけ。スクラップしておく。

琴欧洲と時天空が帰化 引退後は親方に!名跡取得目指す
 
大相撲のブルガリア出身の関脇・琴欧洲(30)=佐渡ケ嶽=と、モンゴル出身の幕内・時天空(34)=時津風=が日本国籍を取得したことが15日、分かった。

琴欧洲は欧州出身力士初、時天空はモンゴル出身幕内力士として3人目の日本国籍取得となった。琴欧洲は「(許可の)連絡は来たけど、今は場所に集中するだけ」と話した。時天空はノーコメントだった。今後は居住する市区町村の役場に帰化届出を行い、戸籍を編成する。琴欧洲の日本名は、麻子夫人の旧姓の「安藤」と、本名からとった愛称の「カロヤン」を合わせて「安藤カロヤン」とすることが有力という。

ともに日本国籍を取得したことで、寄付行為に定める年寄名跡襲名の要件を満たしたことになる。両力士は名跡を取得しておらず、今後は引退後に親方になるべく名跡取得を目指すことになる。



「安藤カロヤン」って凄い名前だ。
「カロヤン」も「加呂冶」とか漢字にできないものかと思うがそれは本題ではなく。

琴欧洲は大関経験者だから、日本国籍を取得した以上、
年寄株はなくても引退後3年間は現役名のまま協会に残れる。
じゃあもうやめちゃえばいいじゃん、お金もたくさんありそうだし、
などと外野は勝手なことを考えてしまうが、
これだけ必死な土俵態度(それは今日のように正しい方向には向かないことも多いが)を見せられると、
やっぱりこの人なりに現役への執着があるのだろうな、と思わざるをえない。


遠藤は北太樹相手に突っ張って最後は双差しで寄り切る相撲。
立ち合いは左四つで組みに行ったが北太樹が引いたので、離れた相撲にスイッチしたのが功を奏した。
北太樹が引くほど遠藤の当たりは強かったのだろうか。
遠藤は弱い弱いとされる立ち合いの当たりを改善しようと必死で、
今場所はとにかく強く当たることを心がけているように見える。
必ずしも上手くいってはいないけれど、自分のテーマに真摯に取り組む姿がすがすがしい。

千代大龍は東の2枚目で初日から6連敗。
先場所は引き技を封印して前に出る相撲が評価され技能賞をもらったが、
今場所は引き技で墓穴をほる相撲を連発しておいおい慢心ですかと思わせた。
すると今日は反省したかガンガン前へ出たけど豊ノ島の突き落としに横転。
しかも(たぶん)この日から腰の辺りに大きなテーピングを巻き始めた。
なかなかうまくいかないものだ。


いつも場所中は毎晩録画で中継を見た後、翌朝このブログを書いている。
休みの朝は長々と書けて楽しい。
平日は出勤前だから大概中途半端で終わる。
嗚呼ニートになりたいなどと思うが、
琴奨菊や遠藤の相撲を見ていると真面目に現実と向き合えと教えられている気がする。



スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

リンク
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
参加中
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。