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白鵬ひとりにしてやられた十二日目

人のいいのとわるいのと

○白鵬<東横綱11-1>(よりきり)稀勢の里<東大関10-2>●

二人がよくやってきた、時間前からの仕切りの駆け引きめいたものは今回はなし。
白鵬も稀勢の里も粛々と時間いっぱいまで仕切りを続ける。

そして時間。
1度目、稀勢の里つっかけて立ち合い不成立。
2度目、再度稀勢の里つっかけて不成立。
3度目、稀勢の里みたびつっかけかけたが、思いとどまったその瞬間、
白鵬の側がさっと立ち、稀勢の里おつきあいするように遅れて立つ。

これで勝負あった。
完全に立ち遅れた稀勢の里に、白鵬は左で張って右を差すお得意の格好。
あっさりと西土俵に寄り切る。稀勢の里なすすべなし。

好勝負が期待されただけに、何とも残念。後味の悪い一番となった。

稀勢の里は二度つっかけて「今度は立たなくちゃ」という意識が強かったのだろう。
三度目、自分が思いとどまったところで白鵬が一方的に立った時、
別に無理につきあう必要はなかった。
中継のなかで解説の北の富士さんが言っていたように「待った」しても良かったろうし、
あるいは相手を見据えて動かずにいてもよかっただろう。
人のよさで勝負所を棒に振ってしまった。

逆に白鵬は相手の虚をつく、勝負師としての貪欲さで稀勢の里を上回っていた。
スキあらば持っていってやるぜ、という気迫。
それが、横綱に合わせなきゃ、審判の言うこと聞かなきゃ、お客の期待に応えなきゃ…という、
有象無象の重圧に飲まれた稀勢の里を一蹴してしまった。


控え力士白鵬の物言いで豪栄道反則負け

○鶴竜<東横綱二・9-3>(反則)豪栄道<東関脇6-6>●

突っ張り合いは鶴竜攻勢、前に出るところ、
豪栄道左へ体をひらき叩きこめば、鶴竜は東土俵下に転落。

座布団が舞う中、審判団が立って土俵に上がる。
東勝ち残り控えの白鵬が物言いをつけたのだった。
最後に豪栄道がはたいた際、右手の指がマゲにかかっていた、ということらしい。
井筒審判長のたどたどしい説明で、結局豪栄道の反則負けが宣せられる。
場内騒然。

しかしスロー再生を見る限り指がかかっていたのは、
叩きで鶴竜の体が流れ九割がた勝負の決したのちのことである。
反則としてしまうのは豪栄道に酷だろう。

控え力士の物言いというのは記憶にないでもないが、
結びの一番で横綱が行うのは初めてみた気がする。
同郷の後輩へのアシストであった。
この日の最後二番、盛り上がり、失望し、番狂わせに歓喜し、それをひっくり返され。
何だか白鵬一人に見る側がしてやられたような日であった。
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うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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