スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

十四日目

ここまで来るともう負けない

○白鵬<東横綱13-1>(よりきり)鶴竜<東横綱二・9-5>●

立ち合い白鵬左から張って右を差し、両まわしを引いて右四つがっぷり。
胸をあわせ万全の格好。
鶴竜左を巻き替え双差しを果たそうとするが、白鵬右肩をしっかり寄せて許さず。
左の上手投げでちょっと崩して右をさらに深くすると、
左ひざをあてがいながら白房下に寄り切る。

頭をつけて低く行きたかった鶴竜だが、
白鵬に初めから胸をあわされては勝負にならなかった。
白鵬は序盤中盤のドタバタぶりが影をひそめ、
終盤に至ってようやく相撲が落ち着いた「らしい」ものに。

手のうちを熟知している横綱大関陣が相手、というのもあるのだろうが、
いざ獲物を射程圏内に入れたときの集中力はさすがの一言。


勝ちを拾った稀勢の里

○稀勢の里<東大関12-2>(反則)日馬富士<西横綱11-3>●

立ち合って突き合い、稀勢の里前へ出ると、
日馬富士西土俵につまりながらも左へ俵を伝いつつはたきこむ。

稀勢の里は土俵下へ転落、日馬富士の両足は俵の上にしっかり残っており、
日馬富士の勝ちと見る側には思われたが、庄之助の軍配は稀勢の里。
審判からは物言い。

スロー再生を見ると、叩きこんだ際に日馬富士の左手が稀勢の里のマゲを明らかに引っ張っている。
長い協議の結果、軍配通り稀勢の里の勝ちとなった。

ややこしかったのは庄之助の軍配が稀勢の里の勝ちを宣したのが、
マゲを考慮してのものだったのか、日馬富士の足が土俵を割ったと見てのものだったのかという点。
報道は後者のニュアンスで報じている。

日馬富士“まげ”つかみ優勝消滅も潔しスポニチ

横綱日馬富士(30=伊勢ケ浜)が、まげをつかんだ反則で大関稀勢の里(27=田子ノ浦)に敗れた。

3敗となり、千秋楽を待たずに優勝の可能性が消えた。

立ち合いは五分に立ち、引き技を決めた。俵の上で残って2敗を守ったかに見えた。だが、行司は日馬富士の右足が先に土俵を割ったと判断し、軍配は稀勢の里に。物言いがついたが、実はその前に日馬富士の手がまげをつかんでいることも協議され、負けた。



この記事が庄之助のコメントを取ってのものなのか、子細は分からない。
ただ記事の通りだとすれば、行司にとっては落ち度であり、差し違いを免れたラッキーな一番であった。


(後日追記:…と「庄之助はラッキーであった」等とこのときは書いたのだが、その後とある本を読んでいたら、「行司は反則を見てはいけない」という決まり事があるのを知った。反則は審判が見るものであって、行司は勝敗だけを見るのだそうだ。詳細はこちら。2014年6月10日記)

もっともラッキーだったのは誰よりも稀勢の里で。
俊敏でうるさい相手の日馬富士を、十分組み止めないままガムシャラに前へ出てしまった。
落ち着いた相撲の多かった今場所だが、この日は元のバタバタ相撲に戻った印象。


2敗で優勝戦線に名を連ねていた平幕の勢は、豪栄道に小手投げで墓穴を掘って寄り切られ3敗。
1敗白鵬、2敗稀勢の里の両者に賜杯争いは絞られた。

千秋楽の相手は白鵬が日馬富士、稀勢の里が鶴竜。
稀勢の里が敗れるか、白鵬が勝つかすれば白鵬の優勝が本割で決まる。

決定戦となるのは稀勢の里が勝って白鵬が負けた場合のみだが、
ここ一番での稀勢の里の弱さ、それと真逆の白鵬の強さ、
さらにはもはや自身の優勝の芽のついえた日馬富士のモチベーションの低さ、
もろもろ考えると可能性は低い。

おそらく白鵬の優勝で決まりだろう。
白鵬が日馬富士のマゲでもつかんでくれればまた別なのだが。


遠藤は嘉風の早い動きにしっかり付いていき寄り倒し、これで6-8。
今場所の大入りはこの人の人気によるところが大きいが、
三役昇進やさらにその上となるとまだまだ時間がかかる。

普段から相撲を見ている人間なら温かく見守ろうという気になるが、
ミーハー的にぱっと飛びついた人たちが、これで彼を見放さないか。
全くの老婆心だが気にかかる。
やっぱり幕内の上位って大変なんだな、でも遠藤頑張れ…と期待値を下方修正してくれるといいのだが。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

リンク
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
参加中
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。