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千秋楽

豪栄道、琴奨菊を降し大関昇進

○豪栄道<東関脇12-3>(よりきり)琴奨菊<西大関12-3>●

立ち合って右四つ、豪栄道先に上手を引けば、
琴奨菊前に出ながら上手を求めるところ、
豪栄道左に体を開き、右手で頭を押さえながら出し投げで泳がせ、
赤房に寄り切る。

琴奨菊は自分が勝って白鵬が敗れれば優勝の可能性があり、
豪栄道は勝てば大関という話になっていた。

プレッシャーで仕切りの段階から両者とも固い表情だったが、
特に琴奨菊は普段より動作が重く、かなり緊張していたのが見て取れた。

立ち合いあっさり豪栄道得意の右四つに組んだが、
左四つの琴奨菊がこれを許したのは、
はじめから右四つで行くつもりだったのか、はたまた立ち遅れて意に反してしまったのか。
おそらく後者だと思うのだが。

豪栄道は重圧に負けずよく取った。
しかしこの日、午前中に伊勢ケ浜審判部長が
「今日勝ったら大関に昇進させたい」と審判部の統一見解として声明を発表。
豪栄道本人はそれを昼頃師匠から聞いたのだとか。

結果オーライとすればこれで良かったのかもしれないが、
当人のプレッシャーを考えれば、ここは内心どうであれ、
「千秋楽の結果を見てから」という大人のコメントに止めておいた方が良かったのでは。
ちょっと引っかかるところだった。

と同時に…今回の昇進自体にもちょっと引っかかる。
確かに今場所豪栄道は2横綱2大関を破る抜群の内容だったのだが、
三役での2場所連続2桁勝利はいまだに無い。
もう一場所見てもいいんじゃないの、というのが正直なところだ。

まあルールを厳格にすると番付が硬直化してしまうし、
興行上も話題が作りにくくなってしまう。
あまり規則に拘泥して、旬の力士を番付上据え置き続けるのも気の毒ではある。
伊勢ケ浜さんなどは自分の経験もあるから、とりわけそういう気持ちが強いのかも知れない。

関脇14場所を皆勤して維持しているなら、
休場やカド番を繰り返して維持する大関よりは上とも言えるし…まあいいのかな。


白鵬結びを締めて、30回目の優勝

○白鵬<東横綱13-2>(うわてだしなげ)日馬富士<西横綱10-5>●

立って右四つ、
日馬富士上手を引いて一気に正面に寄り立てるが、
白鵬左から抱え込んで残し、土俵中央に寄り戻す。
日馬富士左から出し投げを打つも、白鵬腰を落として崩れず。
日馬富士上手から引き付け肩口に頭をつけ、右かいなを返せば、
白鵬は右半身の構えからジワジワ圧力をかけ、上手を伺う。
数呼吸置いて日馬富士、引き付けて寄ろうとするハナ、
白鵬上手に手がかかり、すかさず土俵中央、
引きずるような出し投げで決着をつける。

白鵬が負ければ3敗で琴奨菊、豪栄道とならび巴戦の可能性もあったが、
結局本割で決まった。

立ち合い2度つっかけるなど、日馬富士はかなり気負っていた。
白鵬は対照的に落ち着いており、それが相撲にも出たもよう。
最初の攻めをこらえると、あとは守勢でじっくりチャンスを待ち、
ここぞという場面を確実に物にした。

仕切りの最中、よほどまた日馬富士コール一色になるかと思ったが、
中継で聞く限り白鵬コールと半々の割合であった。
白鵬に声援を送る人も多いようだ。優しい人が多いのだな。


遠藤は千秋楽に勝ち越しを決める

○遠藤<西前五・8-7>(はたきこみ)碧山<西小結6-9>●

碧山鋭く立って左のど輪で東土俵に押し込むも、
遠藤下がりつつ右からあてがい、右へ体を開き、
土俵際片足一本で叩きこむ。

遠藤は立ち合い完全に負けていたが、
碧山が過剰に前傾姿勢だったので、巧みに距離を取りながら叩きこんだ。
序盤戦1勝5敗となったおりはもう負け越しかと思ったが、よく持ち直した。


星取表を見ると豪栄道が昇進、他の関脇小結が全員負け越しで、
三役の枠が四つも空く。

さらに平幕は東西の筆頭から東の四枚目まで全員が負け越しで、
上位との対戦がなかった中位の力士たちがこぞって三役に昇進してきそうだ。
豪風、妙義龍あたりがまず関脇になるのだろうが、
照ノ富士、常幸龍、千代大龍、このあたりは誰が小結に入ってくるのか、
ちょっと楽しみ。




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プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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