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怪物イチンもしゃべると可愛い初日

秋場所が始まった。


60年ぶりの不惑幕内力士が一勝

○旭天鵬<東前十四・1-0>(うわてなげ)隠岐の海<西前十五・0-1>●

立ってすぐ右四つ、旭天鵬先に左の上手を引いて前へ、
隠岐の海寄り返すところ、すかさず左へ体を開き、
土俵中央上手投げに仕留める。

先々場所前にこんな記事を書いたが、
旭天鵬の上がってきた東の控えに居たのが元水戸泉の錦戸審判。
江戸時代の宮城野はこの歳まで幕内を務めたのかと、勝手にしみじみ。

稽古準備運動は欠かさないと評判だが、
それでも下半身が徐々に細くなっているのは隠せない旭天鵬。
衰えを最小限に保つというのは並みの努力ではできないが、
同じ四十代の人間として何だか見習いたくなる。


新入幕の怪物イチン栃乃若を一蹴

○逸ノ城<東前十・1-0>(うわてなげ)栃乃若<西前九・0-1>●

双差しねらいの栃乃若が二本のぞかせ前に出れば、
右四つの逸ノ城、左の上手は引くも右は差せずに後退、
ならばと逸ノ城右で栃乃若の首を巻き、
ひねりを加えながら左の上手投げを豪快に決める。

新入幕で中堅力士相手に大きな相撲で勝った逸ノ城。
喜んでもよさそうなものだが、取組後のインタビューでは、
見た目とは裏腹の甲高い声で「これじゃだめです。これではいつか負けると思う」と反省しきり。
自ら前に出る相撲が取れなかったというわけで、理想は高い。

体重が199キロに増えたことを言われると、
まだ若干カタコト気味の日本語で、
「おっきくなってしまいました…」と何だかしょんぼりしている。
当人は185キロくらいがベストらしい。

照ノ富士に続いて番付を上げてきたモンゴル出身のこの人に、
日本人力士を応援したい身としてはあまりヒイキもしたくはない。
しかしインタビューを聞いていると何だか可愛く見えてしまった。


新大関の豪栄道は黒星スタート

○高安<東前二・1-0>(つきおとし)豪栄道<西大関0-1>●

立ち合って右四つ、豪栄道先に上手を引いて青房に攻め込み、
土俵際上手を離し渡し込みに行くがならず、
高安しめたと体を入れ替え両ミツ引くも、豪栄道に下手を切られる、
ならばと高安左上手投げで崩し再度右下手を伺うも、
豪栄道これは許さず左を差して二本差し。
ふたたび青房に寄って出るがまわしの位置は深く胸の合った格好、
高安下がりながらも金剛力でゆさぶり、土俵際右から突き落とせば、
豪栄道は右から渡し込み、ほとんど同時に土俵を割る。

玉治郎の軍配は高安。
物言いがついて協議となったが、軍配通り高安の勝ちとなった。
豪栄道の渡し込みにいった右手が落ちた瞬間、
突き落とした高安の右足が土俵を割っていたか否かが争点だったが、
結局残っていたという判断。

豪栄道は初めの渡し込みで上手を離し相撲が長引いた。
終始勝ちを焦っていた印象が強い。
入場のときから表情は堅かった。重圧が相当あった様子。

取組前、解説北の富士さんの経験者としてのコメントが重かった。
「プレッシャーなんか感じたことなかったけどねえ、関脇のころまでは。
大関なっちゃうと、無くなりますよ。相撲を取る喜びのようなものがね」

どうでもいいが北の富士さんの解説は心地よくて大好きで。
何がいいのだろうと考えるに、あの独特のイントネーションが良いのだろうと思う。
このコメントの際にも「なくなりますよ」と平板に言うのでなく、
「な(↑)くなりますよ」と最初の「な」の音が微妙に上がる。

これは出身の北海道の訛りなのだろうか。
あるいは東京の言葉なのか。
粋でかつ愛嬌があって、いいなあといつも感じる。


大胆不敵照ノ富士、大関初挑戦で注文相撲

●琴奨菊<東大関0-1>(はたきこみ)照ノ富士<東前筆頭1-0>○

立ち合い照ノ富士、飛び込んでくる大関をさっと左へかわすと、
大関は西土俵下へ勝手に転落。

大関初挑戦でこんな厚かましい相撲が取れる照ノ富士。
殊勲インタビューでは立ち合いの変化について、
「去年十両に上がったときから、いつか当たるだろうからその時はやってやろうと、
付け人と話してました」と自慢げに暴露。

この豪胆さは感心していいのかどうかよく分からない。
並みの新人でないのは確かだ。
しかし、まかり間違えば朝青龍や若ノ鵬の轍を踏みかねない。
まあ親方が厳格な伊勢ケ浜さんだけに大丈夫であろうとは思うが。


三横綱は安泰。

稀勢の里は茄子紺の締め込みで登場。
先場所前に入手したものの、まだ体になじまなかったようでお蔵入りになっていたものだ。
これまでのエンジ色よりよく似合っている。
相撲は低い立ち合いで豊ノ島を押し出し、新しいまわしの色同様、落ち着いたものだった。


おまけ

朝日新聞記者抜井さんのツイートが面白かったので。


数えているのか…遠藤は大変だ。

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プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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