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九日目

新入幕逸ノ城九日目で勝ち越し

○逸ノ城<東前十・8-1>(よりきり)佐田の海<東前十二・6-3>●

立ち合って右四つ、
佐田の海左上手を引けば逸ノ城右下手を引く、
佐田の海右肘を張り逸ノ城に上手を許さず、
東土俵に寄り詰めれば、
逸ノ城土俵際右差し手を大きく返しつつ体を入れ替え、
左上手を引いて寄り切る。

佐田の海もうまく取ったのだが、逸ノ城は余裕があった。右を取らせまいと必死の相手に対し、逸ノ城は右が取れなきゃ左から何とかすりゃいいや、という相撲。左でも右でもマワシが引ければどっちかからどうにかなる、そんな自信がうかがえた。

これで新入幕にして9日目での勝ち越し。もう同じクラスでは相手にならないということで、明日十日目の相手は嘉風。つかまえてしまえば逸ノ城十分勝機はあるが、嘉風のような動き回る相手にはかなり手を焼きそうだ。逆にこれも上手く仕留めるとなれば、いよいよ本物。

ただ逸ノ城を見ていて気がかりなのは下がりながらの相撲が専ら多いこと。199キロの体でこうした取り口を続けると、巨体で同様の相撲を取って膝に致命傷を負い、ありあまる素質を無駄にした把瑠都の二の舞にもなりかねない。本人もそのあたりは承知しているようで、コメントからも「前に出ないと」という意識は感じられるのだが、いかんせん目の前の勝ち星に夢中になってしまう。今後の課題だろう。


遠藤負け越し、清水川襲名は当分おあずけ

●遠藤<西前筆頭1-8>(ひきおとし)豪風<西関脇5-4>○

遠藤立って左四つに組みに行くが、
豪風左のど輪右おっつけで封じ、
さっと右にいなせば遠藤土俵中央に這う。

遠藤はこれで負け越し。7連敗8連勝とは行かなかった。今場所は筆頭ということで勝ち越せば新三役の芽もあったが、当分先の話になりそう。三役昇進と共に部屋伝統の四股名「清水川」を襲名するというのが既定路線のようでも、立ち合いの強化は時間がかかる。来年の今頃、現在のフィーバーが一段落したあたりでようやく…か。


稀勢の里2敗を喫す

●豪栄道<西大関6-3>(くびなげ)稀勢の里<西大関7-2>○

豪栄道立ち合い二度つっかけるが、稀勢の里応じず。
三度目で立って左四つ、
豪栄道右上手を引き稀勢の里に上手を与えず、
頭をつけて西土俵に寄る、
稀勢の里左からすくってこれを崩せば、
豪栄道は右外掛けで応戦、
稀勢の里左のカイナを返し右の上手に手をかけ、
胸をあわせ絶好の体勢に持ち込みかけた瞬間、
豪栄道取られた上手を切って右へ回り込み、
倒れ込みつつ右からの首投げ一閃、
豪快に決まる。

左を差してじっくりと相手の攻めをしのぎ、勝機と見るや右の上手を引いて料理する。最近の得意なパターンで今日もフィニッシュまでもっていきかけた稀勢の里。しかし最後の最後で一か八かの勝負に出た豪栄道に、土俵中央で裏返しにされてしまった。豪栄道の首投げは墓穴を掘ることも多く、すっぽぬけて逆に相手にすくわれるケースも多い。稀勢の里もそのつもりで付いていったようだが、思った以上に強烈で泡を食った格好。体を離していけば良かったのだろうが。

これで2敗。全勝と星ふたつの差で、白鵬が好調なだけに逆転優勝の望みは薄くなった。いつも通りの流れに倦怠感を覚える。


嘉風鶴竜を堂々押し出し、2横綱2大関を破る

○嘉風<西前三・6-3>(おしだし)鶴竜<西横綱8-1>●

鶴竜左から張って立ち突いて出れば、
嘉風下からあてがってこらえつつ機をみて飛び込もうとするも、
鶴竜下から突いてこれを許さず、
じれた鶴竜右へ回り込んで叩きを見せると、
嘉風ここぞと右足踏み込んで左からハズに押し込み、
西土俵に押し出す。

鶴竜の叩きを狙っていた嘉風の動き。立ち合いから相手をよく見ながら突きに応戦し、引いてきた瞬間を逃さず押し出した。これで豪栄道(こまたすくい)、日馬富士(反則)、琴奨菊(ひきおとし)に続き殊勲の星。横綱大関戦はこれで全部終了し、西の3枚目で6勝3敗。気が早いが来場所の三役返り咲きも見えてきた。


九日目終えて、全勝白鵬のみ、1敗が鶴竜、逸ノ城。


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うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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