スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

三日目

関脇対決は逸ノ城が制す

●碧山<東関脇1-2>(うわてなげ)逸ノ城<西関脇2-1>○

立ち合い逸ノ城左で張って右を差し、あっさり右四つに組み止める。
碧山左からおっつけて出るも、
逸ノ城右を抜いて首に巻き、左上手から振り回し碧山を大きく泳がせ、
右をも一度ねじ込むか、と見せておいて土俵中央左から豪快な上手投げ。

立ち合いに難のある逸ノ城。碧山のパワフルな突き押しに苦戦するかと思いきや、張り差しで簡単に捕まえてしまった。あとは完全に自分のペース。場所前は帯状疱疹だ入院だ骨盤がずれた稽古不足だ何だとかかんだとか、調整不十分が喧伝された。フタを開けてみればこの強さである。調整がうまくいったら果たしてどうなってしまうのか。


宝富士2大関を撃破

●琴奨菊<西大関2-1>(つきおとし)宝富士<東前二・2-1>○

立ち合って互いに得意の左四つ、
宝富士左を深くし大関の体を起こそうとするが、
琴奨菊それは許さじと右からおっつけ西土俵へ攻め込むも、
宝富士俵をつたいつつ右へ回りこみ、白房に突き落とす。

琴奨菊は地元福岡の大声援を背に受け、焦りもあったろうか。右はいつものおっつけるような抱え込むような中途半端な攻めで、宝富士の逆転を許した。「あそこは急がずまわしを引いてから前にでるべき」という舞の海さんおなじみの評が虚しく響く。

マツコデラックスに似ているといった他、これといって特徴のない地味な力士だった宝富士。先場所は2大関を倒し東の四枚目で1点勝ち越し。今場所も既に序盤3日で2大関を降すなど、キャラを裏切る派手な活躍を見せている。じわじわと地力をつけてきた。いつのまにか強くなっている。


栃煌山の速攻に白鵬辛勝

○白鵬<東横綱3-0>(すくいなげ)栃煌山<東前筆頭0-3>●

栃煌山鋭く立って右深く差し、カイナを返し一気に向正面に走れば、
白鵬土俵際弓なりにこらえながら右からのすくい投げで逆転。

まともに差して四つ身の勝負に行っては、白鵬にもマワシを与えてしまい、ハズ押しを試みては、素早い引き足に翻弄されてきたこれまでの栃煌山。ならばとハズで、かつ立ち合いからフィニッシュまで相手の回り込む余地を与えぬスピードで勝負に出た。結果は吉と出かかったが、最後に腰が伸びて横綱の投げを食ってしまった。もったいない一番。花道を引き揚げる当人も切歯扼腕の表情。


ケンカ上手の高安、日馬富士から金星

●日馬富士<東横綱2-1>(いさみあし)高安<東前三・3-0>○

日馬富士が突いて出れば、高安は細かく顔面に打ち込むような底意地の悪い突っ張りで応戦、
日馬富士もこれに大ぶりな張り手でこたえ、激しい突き合い。
やがて日馬富士右四つに組み止めるが、高安腰を振ってきらい、再び突っ張り合戦。
日馬富士今度こそと右四つに組み、向上面に寄り立てれば、
高安右へ俵の上をまわりこみつつ左から突き落としに行くと、
日馬富士もたれこみながら付いていき、黒房下左からの渡し込みで高安を倒した…

かに見えたが行司の軍配は西方高安。
高安の突き落としを堪えた際、日馬富士の左足が俵の外に踏み出していたのであった。

短気な横綱をとにかくカッとさせることに徹した高安。横からのいわゆる張り手ではなく、胸でも突くように手のひらをまっすぐ顔面にヒットさせるという相当にエグイ手口。日馬富士はまんまと術中にはまり、体勢不十分なまま前に出て墓穴を掘ってしまった。

高安はこれで3連勝。調子の悪いときはこの突っ張りも出足が伴わないのだが、今場所は上半身も下半身もそろって前に出ている。面白い存在になりそう。


遠藤は佐田の海に立ち合い押し込まれかけたが、叩いて右上手を引き上手投げで初日を出す。

稀勢の里は豪風を突いては見、突いては見、といった慎重な相撲で押し出す。二度ほど土俵際いなされたが、落ち着いて取っていたので食うことはなかった。いまのところ冷静な取り口で危なげなく3連勝。しかしまた安美錦あたりにペースを崩され、ドツボにはまっていくのだろう。この人と十五日間付き合うというのは、もろいガラス細工を見守るような心地である。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

リンク
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
参加中
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。