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千秋楽


1敗白鵬、2敗照ノ富士で迎えた千秋楽。
照ノ富士が豪栄道を下したものの、白鵬も結びで日馬富士を熱戦のすえ退け、
自身の記録を更新する34度目の幕内最高優勝を果たした。


2分超の熱戦を白鵬制す

○白鵬<東横綱14-1>(よりきり)日馬富士<西横綱10-5>●

立ち合い中に入ろうとする日馬富士を、白鵬突いて牽制、
そのまま西土俵に攻めこむも、日馬富士機をみて飛び込み右四つで東土俵に走る。
白鵬ここは右からすくって体を入れ替え残すが、
土俵中央日馬富士、上手を引いて頭をつけ、白鵬に上手を許さず。
日馬富士絶好の体勢。
白鵬は下手投げ、蹴返しなどいろいろ試みるも日馬富士の構えは崩れず。
やむなく下手一本でじっと我慢。

やがて体躯に劣る日馬富士、スタミナも切れ、もはや勝負と下手を切りつつ前に出るも、
白鵬これは離さず出し投げに振って胸を合わせる。
かまわず日馬富士黒房に寄りたてれば、白鵬再び下手から振って今度は上手を引く。
我慢のすえようやく自分の形を作った白鵬、あとは出るだけと黒房に寄れば、
日馬富士すでに残す腰無く、あっさりと土俵を割る。
2分を超える大熱戦だった。

今場所右ひじの故障もあって精彩を欠いた日馬富士が、
弟弟子の援護射撃のため、今場所一番の相撲を千秋楽に見せてくれた。
上手を引いて食い下がったところまでは、よもやと思わせた。

しかし横綱に昇進したころの日馬富士ならともかく、
満身創痍の現状では、ここから先の攻め手はなかったのだろう。
下手一本で守りに入った白鵬に対し、出し投げで崩すことすらままならなかった。
それでも、男気に満ちたいい相撲だった。


熱気に満ちた千秋楽は一転、底冷えのするフィナーレ

舌禍事件以来取材を遠ざけてきた白鵬が、
久々に公の場で重い口を開くということで注目された優勝インタビュー。
例の件に対し何を語るか、と見ていたのだが。

アナウンサーに「どのような気持ちでこの場所に臨みましたか」と問われると、
「まあ、いろいろ騒がしましたけど…」と自ら触れた後、固い表情のまましばし無言。
重い沈黙に耐えかねたか、優しい大阪のお客さんからジワジワとクレッシェンドで声援が上がる。
さあ何を言う、と思いきや、何の脈絡もなく「…頑張ります」と締めてしまった。

ここで今場所初日のわたくしのツイート。



自己愛の強い白鵬なら、これくらいのことは考えているだろう、ケッ、というつぶやきであった。
しかし私のような意地の悪い目線ではなくとも、
このインタビューで何か一言でも相撲ファンに詫びるような文句がほしい、と思っていたのは、
私だけではなかったのではあるまいか。

彼の嫌うメディアのいない、肉声をファンに直に伝える最大のチャンス。
ここで語らないでいつ語るんだ、という場面であった。
しかしそこに謝罪の言葉はなかった。
結局白鵬の中で、譲れないものが断固としてあるのだろう。

「騒がしましたけど」という言葉にも、自らを非とするような気持ちは感じられなかった。
これまでの流ちょうな弁舌を振り返る限り、いかにモンゴル人の白鵬とはいえ、
詫びる気持ちがあったなら「お騒がせしましたが」程度の言葉は使っていたはずだ。
「俺が騒がせたんじゃない、お前らが勝手に騒いだだけじゃないか」
そんな白鵬の思いすら感じられた。考え過ぎだろうか。

結局インタビュー中、白鵬は終始硬い表情。
言葉も少なく、いつもの過剰なリップサービスは微塵もなかった。
土俵上の戦いは大いに盛り上がっただけに、後味の悪さが余計に感じられた。


照ノ富士は豪栄道に双差しを許しながらも、豪快に極め、攻めたてての小手投げで勝利。
あの格好でも勝たせてもらえないのだから、大関とは言え豪栄道を責めるのは酷だろう。
照ノ富士のスケールの大きさに呆れるほかない。

宝富士は旭秀鵬を寄り切って破り、勝ち越し。
来場所の新三役は難しいが、筆頭は間違いない。
三度目の正直に期待。

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プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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