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相撲とメタル


ネット界隈で最近話題の映像。



相撲好きが見ると、よくこんなにお調子者ばかり揃えたなあと感心するメンツ(笑)
臥牙丸の「叩きゃいいんだろ」と言わんばかりのドラムが楽しい。

何の宣伝なのか初めさっぱり分からなかったが、
スマホと連携して歩数や消費カロリーを教えてくれる、
「ムーブバンド」なる商品のものらしい。

相撲とメタル、という意外な組み合わせで評判をとっているようだ。
でも両者は結構親和性が高い。

80年代に十代を過ごした私は、
その世代に結構いるようなメタル好きの少年だった。

当時デーモン小暮閣下のオールナイト・ニッポンなどもよく聞いていたが、
放送中に閣下が

「相撲とヘビーメタルってねえ、正反対に見えて実は合うんだよ。
相撲中継の時に音を消して、メタルをガンガンかけてごらん。
これが実にマッチするんだ」

みたいな話をしてくれたので、実際やったことがある。
当時好きだったイギリスのバンド、Iron MaidenをAIWAのラジカセでかけながら、
千代の富士や若嶋津の相撲を見てみた。
力士の迫力がギターやベースのリフによって増幅され、異様に楽しい。
しばらくハマって遊んでいた。

NHKの中継は毎場所千秋楽の最後を、
ダイジェスト映像で締めるのが恒例となっている。



バックに流れるのはフュージョン系とでもいえばいいのだろうか。
激しくかつ優美な雰囲気で、まあこれはこれで悪くない。

けど、たまにメタルでやっても面白いのに。
ちょっといたずらしてみた。



…やっぱり合うなあ。でもNHKじゃだめだね(笑)

栃乃若の引退を惜しむ




あまりにも突然の引退劇。
確かにここ数年は停滞していたが、まだ26歳。
197センチ181キロの恵まれた体格、深いフトコロ、抜群の柔軟性。
これから取り口を変えていけば、三役大関も夢じゃないと私は見ていたのだが。

記者会見の様子をニッカンの記事から。

栃乃若7年の力士人生に幕「限界超えてた」ニッカン

前頭栃乃若(26=春日野)が16日、引退会見を行った。日本相撲協会には15日に引退届を提出していた。

はかま姿で登場した栃乃若は「ギリギリまで悩みましたが、応援してくれる皆様の期待に応えられなかった。この歳でふがいない相撲を見せた自分に対して、これからも頑張ろうという気力を保つことができなくなった。突発的に見えるかもしれませんが、今までのふがいなさは、すでに限界を超えていました」と理由を説明した。約2年前から引退を考え始め、両親にも相談したという。後悔はないかと問われると、少しだけ間を置いて「はい」と力強く返した。



2年前、というのは平成24年
前年の新入幕から順調に番付を上げ、3月場所で西の筆頭にまで躍進。
ここで5勝10敗と振るわず、肘のケガなどもあってその後も3場所連続で負け越し。
十両7枚目まで落ちた11月場所で、13勝2敗と一気に持ち直した年である。

高校時代には4つものタイトルを獲得し、鳴り物入りで角界にはいった栃乃若。
初めて幕内の上位を経験して、現実を突きつけられたのだろう。

気になるのは「ふがいない」という本人の言い方で。
コトバの裏には「もっと出来るはずなのに」という思いが見え隠れする。
周囲から大器大器と囃される中、
自分をはかる物差しがどんどん上の方に行ってしまった。

オレそんなもんじゃねえよう、と開き直り、
平幕や十両でもいいから長く勤めて稼いでやれ、というほどの
図々しさはこの人には無かった。

横綱に大関にという周りの期待に応えられない(と本人が思う)以上、
相撲を続けていくことは栃乃若にとって無意味だったのだろう。

記事の続き。

冬巡業から帰った翌日に話を聞いたという師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「青天のへきれきというか…びっくりした」と驚きを隠せなかった。中学の頃から勧誘を続け、入門させた逸材。「部屋を選んでくれたときは、踊り出したいぐらいの気持ちだった。部屋だけでなく、角界を代表する力士にしなければと、これはふんどしを引き締めてやらんといかんなと思っていた」と当時の胸中を明かした。

一方で、その期待のあまり、師弟関係にズレが生じた。変則的な相撲を取る栃乃若に対し、春日野親方は「うちの部屋は押しが基本。角界を代表する力士に、跳んだり跳ねたりさせたくなかった」と、基本からたたき込んだ。それが仇となった。「後から聞いた話だが、好きなように相撲を取らせてほしかったと言っていた。いろんな疑問、苦労が彼の中にはあった。それに気づいてあげられなかった私がふがいない。今でも反省している」と話した。



入門したころは、肩越しに上手を取って差しに行くというのが本人のスタイルだったようだ
それでは上が望めないというので、親方がオーソドックスな相撲に矯正させたらしい。
栃乃若というと、長い両腕をクネクネとねじ込んで双差しとなり、前へ出るのがおなじみのスタイルであった。
あれが矯正の結果だったのだろうが、体の柔らかさを無駄に使っている気がして、
見ていてそれこそ「ふがいない」ものだった。

大男揃いの力士のなかでも、並外れた上背とリーチを天から授かったこの人。
双差しなどに拘らず、上手からガバッと捕まえてしまえばいいのに。
それが衆目の一致するところで、テレビの解説でも散々言われていた。
しかし元々本人はそういう相撲を取っていた訳で。
さりとて親方と衝突してでも自分の取りたい相撲を取るほどの根性はなかった。

それでも中継のなかで、低迷する栃乃若の取組のおり、
「今栃乃若は上手からの相撲を模索しています…」といった話は、
レポーターやアナウンサーから何場所かおきに聞かれたように思う。
おおそうか、これは期待できる、と私はその都度感じたのだが、
結局本場所の土俵では毎回双差しねらい。
モデルチェンジした栃乃若の姿はついぞ拝めなかった。

どういうことだったのかな、と今にして思うが、
たとえば稽古場で少しやってみたけど、あまりうまく行かず、
親方にさっさと戻された…といったところだったかも知れない。
あるいは厳しい親方の目を気にするあまり、
心優しい栃乃若が進んで従来の形に戻したのか。
部外者の勝手な推測にすぎないが、
師匠と弟子との相性が悪かったのだろう。

たとえば高砂部屋や東関部屋は放任主義的とよく聞く。
こうした部屋でノビノビやっていれば、
栃乃若の相撲人生も少しは違ったものになっていたのではないか。

会見翌日の協会ツイート。


自分の取りたい相撲があったなら、
師匠と話し合ってもう一度それで思い切ってやってみたら良かったろうに。

しかし2年のあいだ、自分一人で様々なものをしょい込んで、
勝手に自らを追い込んでいたのかも知れない。

そう考えると、結局勝負師向きの人ではなかったのだろう。

とはいえ…切ないなあ。
結局この人は誰のために相撲を取っていたんだろう。


「相撲」11月号の表紙に愚痴る


遅ればせながら月刊誌「相撲」11月号を購入。

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(2014/10/30)
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大鵬の幕内最多優勝記録に並ぼうとする白鵬と、
入幕2場所目で新関脇という桁外れの出世を果たした逸ノ城。
展望号だけあって場所の主役のツーショットが表紙となりました。

ただこの写真がそれだけの意味に留まらないのは、
逸ノ城の肩にかけられた白鵬の右手があるからで。
次はお前だぞ、という白鵬の思いが、見る者にもひしと感じられる画であります。
王位継承、とでも言いましょうか。

いつも同じようなことばかり書いてますが、
結局日本人はそっちのけなんですな。

国際化国際化、まことに結構なことかもしれない。
ただ大相撲のそれがイビツなのは、
土俵の中はいくら国際化されて外国の力士が入ってきても、
土俵の外、つまり見る側はもっぱら日本人で占められていることにある。

年6場所はすべて日本国内で開かれる。
しかし日本人が主役となることは決してない。
日本代表がいつも予選落ちするサッカーのW杯が、
毎回日本で開かれているような。
日本人がちっともメダルを取れないオリンピックが、
いつも東京で行われているような。

おまけに日本の「国技」という看板を掲げる以上、
外国出身の力士はお客様のようなもの。
観客席で日本の国旗を掲げて応援するような真似はできません。
モンゴルの国旗はあれほど嬉々として掲げる人がいるというのに。

さりとて、これじゃつまらん、モンゴルで本場所やろうぜ、と思っても、
経済力が違いすぎてとても興行は成り立ちそうにない。

逸ノ城逸ノ城と昨今沸き返ってはいますが、
既存の秩序を破壊するさまが面白いというだけのこと。
やがて彼が頂点に立つようになれば、
相撲人気も再びジリ貧に陥るのではありますまいか。

100年後、大相撲はどうなっているのか。
今の形のまま外国出身者を微妙に制限しつつ、
彼らを王者としてあがめる状況が続くのか。
あるいは制限を完全に取り払い、ワールドワイドなスポーツとして、
年6場所を世界中でサーキットして回るような興行になるのか。
はたまた日本は経済的に没落し、
ジャパンマネーに魅了される若者など世界中からいなくなり、
小国の伝統競技として日本人だけが土俵に上がり、細々と生きながらえるのか。

まあ3番目の形に落ち着きそうな気はしますが…
どうも愚痴っぽいエントリーになりました。
全ては白鵬の右手がイケナイということで(笑)。

隠岐の海が婚約


ニッカンの記事から。

隠岐の海が婚約 博多美女射止めた

元小結で東前頭7枚目の隠岐の海(29=八角)が28日、福岡市内で婚約を発表した。

相手は、同市出身で栄養士兼調理師の佐々木詩子さん(25)。師匠の八角親方(元横綱北勝海)と、亡くなった佐々木さんの父賢雄さんが知り合いで、入門時から顔見知りだった。昨年九州場所後に急接近。今年1月に隠岐の海が電話で「最後の恋愛にしたい」と交際を申し込み、女優石原さとみ似の博多美人のハートを射止めた。「芸能人よりきれい」とのろけた隠岐の海は「奥さんのために頑張れる力士になりたい」と出世を誓った。


婚約者は目の大きなはつらつとした美人さん。おめでとう隠岐の海。

それにしても今年に入ってから4場所連続負け越しと不振を極めたこの人。昨年は新三役も経験し、年末には師匠から「来年は大関を」との声も上がっていた。私も結構期待していたが、年があけるとこの低調振り。怪我か病気かと見る側は気を揉んだが「どこも悪いところはない」というのが本人のコメントだった。

ところが先場所幕尻の一歩手前まで落ちたところで、10勝5敗と久々に気を吐いた。好調の原因を問われ、NHKの中継で紹介されたコメントがまた妙で、「先場所まで何が悪かったのか分からない。今場所何がいいのかも分からない」とのことだった。

この男は少し自己分析とかしないのか。分からない分からないってアスリートなんだから少し考えろよと、私はテレビに向かって悪態をついたものだ。しかし今年に入って交際を開始したとの今回の報道。彼女に夢中で相撲どころではなかったとみれば、何だか隠岐の海らしいなと思わないでもなかったり。外野の勝手な推測にすぎないが。

まあ晴れて恋愛も成就したということで、稽古嫌いを返上し、これからは大関への道を邁進…するだろうか。何だかこの人は変わらないような気もするのだけれど。

マゲつかみ問題が進…展?

もう寝ようかと思ったら面白いニュースが。

まげつかみで取り直しも 相撲協会審判部が検討へ(産経)

日本相撲協会審判部は1日、東京・両国国技館で会合を開き、取組中にまげをつかむ反則について、故意か偶然かにかかわらず、引っ張ったかどうかの判断が困難な場合、取り直しにする案を検討することになった。今後、理事会で協議される可能性も出てきた。

ここ数場所で、まげつかみによる反則負けが続発している。つかんだかどうか微妙な取組もあり、勝負審判は難しい判断を迫られるケースがあった。現行の規則では、禁じ手の一つに「頭髪を故意につかむこと」と記されている。

5月の夏場所では鶴竜と豪栄道の一番で、豪栄道がまげをつかんだとして、審判ではなく土俵下の控えにいた白鵬が物言いをつけた。9月の秋場所では日馬富士が嘉風のまげを引っ張ったと判定され、横綱として初の2度目の反則負けとなった。



「故意か偶然かにかかわらず、引っ張ったかどうかの判断が困難な場合」とあるのだが、
問題は「故意か偶然かの判断が困難な場合」ではないのだろうか。
「引っ張ったかどうか」は今起こっている論争の争点とは違うように思う。

もともと規則では「頭髪を故意につかむこと」が反則とされている。
文字通り解釈すれば、偶然つかんだ場合は反則とならないはずだ。
しかし現状では、故意か偶然かといった点は考慮せず、
とにかくつかんだら反則、といういささか乱暴な見解がまかり通っている。

本来この規則を字義通り適用していくなら、
「故意か偶然か」をその都度審判団が判断し、
「故意」とみなした場合にのみ反則が適用されなければならない。

ところが「偶然」とみなした場合の対応は規則に明記されていない。
たまたま手がかかっただけならば、勝ちとみなしても本来は良いはずだ。
しかしその割には、マゲを引く行為は勝負を左右するウェイトも大きい。
あっさり勝者と認めるのも難しい。
もう面倒だからとにかく引っ張ったら負けだあ、というのが現状だろう。

「頭髪を故意につかむこと」は反則の文言として残すべきだ。
朝青龍が旭鷲山にしたような、
明らかに故意、というケースも過去にはあったのだから。

しかしそのあとに続けて、
「ただし偶然つかんだ場合、もしくは偶然か故意かの判断が困難な場合は取り直しとする」
このような文言が入れば話はスッキリすると思うのだが。

プロフィール

うぃぬっ

Author:うぃぬっ
相撲の好きな犬。新潟県在住。近眼。千代の富士の時代に相撲を見始め、若貴時代はヒネくれていたのであまり見ず、朝青龍のときにまた見始めて現在に至る。

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